家族を連れて来たのは、御徒町駅近くの路地裏にある中華珍満。
餃子と焼きそばが名物です。
まだ売り切れていないか確認してから行列に並びます。
私が結婚と同時に東京に転勤した頃から３０年来通う町中華。
周囲の景色はすっかり変わり、厨房の料理人も入れ替わりましたが、不思議と味は変わりません。
いつの間にか行列まで出来る店になったのは、ネット社会の影響でしょうか。
１５分ほど待って入店です。
私は生ビールでリスタート。
今日三度目の乾杯です。
突き出しのメンマと、別注の煮玉子。
いい味が滲みています。
餃子が焼き上がる前に酢胡椒と辣油酢醤油をスタンバイ。
二皿注文した名物の餃子が出てきました。
大ぶりな手のし餃子。
最初は酢胡椒で。
厚めのもっちりした皮。
焦げ目は程よくカリッとしています。
大きめの餃子は餡もたっぷりで、肉の旨味を感じます。
焼きそばが出てきました。
たっぷりの野菜と極太麺。
このビジュアルに家族も驚きます。
そして、その極太麺は焼うどんのようにフニャっとしていて、焼きそばというイメージではありません。
ソースではなく、醤油ベースに味覇（ウエイパー）的な隠し味。
これが、実に旨い。
餃子は酢醤油辣油でも頂きます。
紹興酒を頼みました。
やっぱり私が一番飲んで食べるようです。
「餃子をもう一皿食べたい」
という皆のリクエストでしたが、残念ながら売り切れ。
やはり人気なのです。
「花より団子」の家族で上野ハシゴ酒は終了。
私はまだ飲み足りないので、家に帰ったら、もう少し飲みましょう。
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