この暑さに負ける訳にはいきません。
こっちが野郎より熱くなってやれば良いのです。
という訳で、猛暑の中を汗だくで歩いて来たのは愛宕下の天ぷらと鰻の店光村。
行列に並んでいる間に注文します。
私は久しぶりに活あなご天丼をチョイス。
1,500円というリーマンにあるまじき奮発ぶり。
しかし、ここの天丼はそれ以上のバリューがあるのです😉
暑い時に高カロリー飯を食べようと、同じ様な事を考える人は多いようで、このクソ暑いのにクソ熱いメガ盛り天丼をかき込む老若男女で満席です。
出てきた活あなご天丼は、大きな穴子が二尾、お重から完全にはみ出しています。
赤出汁。
お新香。
これですよ、これ。
コスパ最高!
巨大活あなご天丼に箸を入れ、ご飯と一緒にかき込みます。
東京らしい濃いめのタレと胡麻油の風味が、夏バテ気味の身体にカツを入れます。
厚く固い衣の中は、肉厚のふんわりした穴子。
炭水化物、脂質、塩分といった熱中症対策に必要な栄養素に加え、穴子のタンパク質やビタミン、EPA、DHAなどがどんどん身体に吸収されていきます。
「やっぱり旨いな、ここ」と食べ進んでいるうちに、汗が噴き出してきました。
ただでさえ汗かきなのに、大変な状態です。
エアコンの冷気も感じません。
ワイシャツに汗が垂れ、ラーメンの汁を飛ばしたような恥ずかしい有り様。
しかも、食べても減らない活あなご天丼に、胃袋はボディブローを浴びています。
「これが食べられなくなったら、俺もB級グルメは引退だ」
と最後は気合いで平らげました。
もちろん会社に帰るまでに、更に汗をかいたことは、言うまでもありません。
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