世界的オタクの聖地、日本が誇る電脳空間です。
中央通りから入った路地裏で、メイド喫茶のお姉さんがチラシを配るその背後に、改修工事のシートがかかった老舗酒場の名店赤津加があります。
今月上旬に改修工事が終わってリニューアルオープンと聞いていましたが、外壁の工事はまだ終わっていないようです。
白塗りの漆喰が江戸情緒を思わせる佇まいですが、周りはすっかり変わって、今となっては、逆にこの店がなぜこんな所にあるのか、と平成世代は思う事でしょう。
暖簾を潜って中に入れば、懐かし空間。
私自身も大阪転勤前以来の8年ぶりです。
入り口には祝い花が飾られていて、再開を祝う雰囲気を感じさせます。
コの字カウンターや、木造りのボックス席は、いかにも昭和大衆酒場らしい設え。
電話してあったので、奥のボックス席に案内されます。
年季の入った調度や造作はそのままですが、壁紙などは貼り替えられています。
既に三軒目でもありますし、この店に似つかわしい日本酒を飲むことにします。
菊正宗の大きな壁掛け飾りにちなみ、菊正宗の冷酒を頼んで、今日三度目の乾杯です。
今日三度目の乾杯。
つまみは鶏もつ煮込み、お新香盛り合わせ、まぐろぬた、そして今日のおすすめからかんぱち刺しを頼みます。
旨いつまみを肴に、冷酒をちびりちびりと舐めます。
私もそういう所作が似合う年になりました。
冷酒の後は、芋焼酎のロック。
同僚たちとはいつものように終始仕事の話です。昭和サラリーマンの性でしょうか。
結局看板まで居座って、お店を後にしました。
遅い時間にも関わらず、妖しい空気の電脳空間。
「ちょっと今日は飲みすぎたかな」
と思いました。
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入り口には祝い花が飾られていて、再開を祝う雰囲気を感じさせます。
コの字カウンターや、木造りのボックス席は、いかにも昭和大衆酒場らしい設え。
電話してあったので、奥のボックス席に案内されます。
年季の入った調度や造作はそのままですが、壁紙などは貼り替えられています。
既に三軒目でもありますし、この店に似つかわしい日本酒を飲むことにします。
菊正宗の大きな壁掛け飾りにちなみ、菊正宗の冷酒を頼んで、今日三度目の乾杯です。
つまみは鶏もつ煮込み、お新香盛り合わせ、まぐろぬた、そして今日のおすすめからかんぱち刺しを頼みます。
旨いつまみを肴に、冷酒をちびりちびりと舐めます。
私もそういう所作が似合う年になりました。
冷酒の後は、芋焼酎のロック。
同僚たちとはいつものように終始仕事の話です。昭和サラリーマンの性でしょうか。
結局看板まで居座って、お店を後にしました。
遅い時間にも関わらず、妖しい空気の電脳空間。
「ちょっと今日は飲みすぎたかな」
と思いました。
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