それでも晴れるかなと思って愛車Cannondale Synapseのペダルを漕ぎ始めたら、途中で雨まで振り出しました。
「参ったなぁ」
と思いながら雨に打たれてのライド。
「参ったなぁ」
と思いながら雨に打たれてのライド。
30分程で雨は上がりましたが、冴えない天気の上に風も強くてサイクリングにはアゲンストな天気で気持ちも凹みます。
それでも40キロ走って蓮沼海岸へ。
それでも40キロ走って蓮沼海岸へ。
誰もいない海を眺め、風に飛ばされる砂粒を見て感傷に浸っているうちに、お腹が空きました。
今日の狙いは鰻。
東日本大震災の津波で店を失った橋本食堂が、近くの仮設店舗から旧店舗跡地に新築して戻って来たのが3年前。
東日本大震災の津波で店を失った橋本食堂が、近くの仮設店舗から旧店舗跡地に新築して戻って来たのが3年前。
私は旧店舗、仮設店舗と食べに来ましたが、大阪から帰任後はご無沙汰で、新店舗は初めてです。
すっかり綺麗になって、かつての田舎食堂の風情は無くなりましたが、ようやく震災から力強く立ち直ったと実感する店構え。
すっかり綺麗になって、かつての田舎食堂の風情は無くなりましたが、ようやく震災から力強く立ち直ったと実感する店構え。
開店10分後でしたが、ほぼ満席。
地元客で賑わっています。
辛うじて座敷に座れましたが、その後は行列です。
注文はもちろん特上鰻重。
名物の二段重ねで3,200円という破格です。
5年前に仮設店舗に食べに来たときは2,700円でしたが、昨今の鰻の値上がりからはやむを得ないのかもしれません。
それでも安い。
地元の人の中には、一品を頼んで、ビールを飲む人もいます。
実に田舎らしい風景です。
しばらくして出てきた特上鰻重の蓋を開けると、お重一杯に鰻が一尾二切れのっています。
お吸い物は嬉しい肝吸い。
小鉢とお新香付き。
早速頂きます。
肉厚な鰻は脂ものって、さすが養鰻業から始まった食堂だと納得の味。
田舎食堂にしては、タレはあまり濃くないのも私好みです。
鰻に箸を割り入れると、僅かなご飯の層の下に隠れた鰻が姿を現します。
そうなんです。
上段と同じサイズのうなぎがサンドイッチで挟まっているのです。
二段重ねでなんと二尾四切れ。
追いタレをあまりかけていないのも、これだけの鰻に対してご飯が少ないからなのでしょう。
普通鰻重と言えば、大切に鰻を使いながらご飯を食べるというライスコントロールの技が求められますが、ここでは鰻が多すぎて、逆の意味でライスコントロールが難しいと言えます。
相変わらずそんなくだらない事を考えながら、完璧な鰻とご飯のバランスを意識して完食。
当分鰻はいらないと思うほど、大満足。
帰りに鰻の佃煮をお土産に買って、サドルに跨がりました。
再び40キロ走って帰ります。
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