食べログがご縁で、いつも大衆酒場の情報でお世話になっているしろくま1124さんと何年ぶりかのオフ会です。
待ち合わせはもちろん京成立石駅。
まずは宇ち多“でエンジンを暖めます。
私はほぼ半年ぶりの訪問です。
行列はなんと二人しかしません。
しかも二十代前半の可愛らしいお嬢さん。
どこで情報を仕入れてこの店に来たのか分かりませんが、かなり戸惑っている様子。
どこで情報を仕入れてこの店に来たのか分かりませんが、かなり戸惑っている様子。
中に呼び込まれますが、ドアを閉めるのを忘れるぐらい緊張しています。
我々もその後すぐに呼ばれ、5分と待たずに入店です。
我々もその後すぐに呼ばれ、5分と待たずに入店です。
入口手前の奥に並んで座り、まずはビール。
二人なので大瓶で。
隔週で来るというこの店の達人、しろくまさんがいれば、符丁が難しいこの店も、大船に乗ったつもりで楽しめます。
まずは生から。
せっかくですからハツ、レバを一本ずつにして分けることにします。
生は一本ずつの盛り合わせが可能なのです。
生、とはいっても実はボイル。
生、とはいっても実はボイル。
湯引きしてあるのですが、昔、本当に生だった頃が懐かしく思い出されます。
串から抜いてシェア。
続いて焼き物。
カシラ素焼きお酢から。
カシラ がこの時間でもあるのはレアなこと。
ベテランのしろくまさんも驚いています。
鍋側の奥のコの字カウンターが空いたので、そちらに移動をお願いします。
そんな事も常連だから成せる技。
箸とグラスだけ持って、お引越し。
アルコールはもちろん梅割りにチェンジ。
しろくまさんは「甘めで」とお願いし、梅シロップを多めに入れてもらいます。
私の隣のお客さんは「辛め」と頼んでいました。
私の隣のお客さんは「辛め」と頼んでいました。
そこへ、しろくまさんがお知り合いの、ご近所にお住まいのご常連が相席になります。
その方はなんと一日おきに来ているとか。
羨ましい限りです。
その方は梅割りを「うんと甘めで」とオーダー。
実に奥が深い。
抜いた串は箸置きに。
カシラは一人一皿なので、もう一皿権利あり。
今度は塩で頼みます。
「ボイルで塩」
と言えば、皿のふちに塩が盛られて出てくるそうですから、実に様々な楽しみ方ができるのも、この店の根強い人気の理由の一つでしょう。
先程の素焼きお酢かけのお皿を重ねずに残しておくことで、そこに浸ければ、味変できるという、これまた通な楽しみ方。
ここでお新香。
大根生姜のっけてお酢。
ご常連は
「昔、梅割りの梅抜きにお新香の生姜を入れてた爺さんがいましたよ」
と言います。
最近流行りのガリ酎ですが、きっとそのお爺さんのオリジナルレシピの方が、遥かに古い事でしょう。
何より「梅割りの梅抜き」とは、これまた奥が深い。
ここで煮込み。
私はいつも最初に頼みますが、この辺りがベテランらしい段取りです。
「煮込みあぶら多いとこ」と注文。
「この時間でもあぶらあるんですか?ホネとかフワとかは早い時間に無くなりますよね」
「シロい(ハツモト・血管)のは早いですけど、クロい(フワ・肺)のは意外と残ってますよ」という貴重な参考情報。
もっとも、ホネ(下顎)は開店後瞬間で無くなるそうなので、朝から並ぶ人がいるのもわかります。
「煮込みあぶら多いとこ」と注文。
「この時間でもあぶらあるんですか?ホネとかフワとかは早い時間に無くなりますよね」
「シロい(ハツモト・血管)のは早いですけど、クロい(フワ・肺)のは意外と残ってますよ」という貴重な参考情報。
もっとも、ホネ(下顎)は開店後瞬間で無くなるそうなので、朝から並ぶ人がいるのもわかります。
「あぶらの多い煮込みは、生姜と一緒に食べると美味しいですよ」
という彼の情報は、傾聴に値します。
しろくまさんのおかげで、実にいい展開です。
梅割りをお代わり。
もちろん、お店の縛りの上限三杯はすぐ。
最後はもちろんシロタレよく焼きで決まり。
これほど旨いモツは、やっぱりありません。
ジャスト一時間の「宇ち入り」で一軒目から大満足。
次は私のお気に入りのお店にご案内です。
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