今日は人間ドック。
昨日は21時過ぎに 蕎麦きり みよた でメガ盛り親子丼セットを食べてしまい、検査に支障が出るかと心配しましたが、無事胃部レントゲンもクリアしました。
日頃来ないお茶の水の病院だったので、近場でランチを食べて帰ろうと検索ちゃん。
大好きな讃岐うどんの丸香が近くにありましたが、今日は未食のラーメンを狙います。
神田 勝本。
以前テレビで観て、ブックマークしてあったお店です。
オーナーは元京都全日空ホテルのフレンチ料理長で、ラーメン好きが高じて退職してラーメン店を開業したそうです。
人気の清湯(しょうゆ)つけめんは、平打ち麵と細麺の合い盛り二種類が食べられるというのも、気になっていました。
名古屋コーチンなどの動物系と煮干しや様々な種類の節などの魚介だしを合わせたスープ。
食材にもこだわりがあるとなれば、人間ドック明けのランチには最適です。
11時40分で行列は10人弱と、然程ではありません。
意外と回転も速く、10分ほどで入店です。
並んでいる間に、つけ麺を大盛にするか、卵かけご飯も食べるか散々悩みましたが、「迷った時には全部頼む」というのが私のポリシー。
頼まないで後悔するほうが、頼んで後悔するよりも、その度合いが少ないという数十年に渡る食べ歩きから得られた結論。
人生は「一期一会」が私の座右の銘なのです。
入口の券売機で食券を購入。
一日20食限定の卵かけご飯はまだ売り切れていませんでした。
カウンター席に座って、食券をホール係の女性に渡します。
私の隣に座ったお客さんが「熱盛り」を発注。
「麵が取りにくくなりますが、よろしいですか?」
と確認が入りますが、そのお客さんは了解。
「あ、あの、私も熱盛りで」
「麵が取りにくくなりますが、よろしいですか?」
「は、はい」
先週「二代目つじ田」でつけ麺を食べた時に、思ったのです。
「つけ麺は麵が冷たい方が旨いけど、つけ汁がすぐ冷める。熱盛りにするとつけ汁は冷めにくいけど、啜りにくい」
この永遠のテーマの二択から、今日は熱盛りを選択したのです。
コートと荷物をかごに入れ、態勢を落ち着けてから店内をチェック。
厨房はしっかりと磨かれて清潔。
厨房はしっかりと磨かれて清潔。
接客も明るく、気持ちよく食べられそうです。
しばらくして、先に特製卵かけご飯が運ばれてきました。
魚沼産コシヒカリのご飯と、小さなお盆にのった兵庫県産の宝友卵、お新香、塩昆布。
「卵をご飯に直接割り入れて、塩昆布で召し上がってください。もし味が薄ければお醤油をどうぞ」
私と同じ作法を勧められ、なんだか不思議な気分。
私と同じ作法を勧められ、なんだか不思議な気分。
トロリンちょ動画を撮影し、粗めに卵とご飯を混ぜ合わせてから塩昆布を乗せて食べてみます。
「これは、旨い!」
黄身の味が濃厚なのです。
黄身の味が濃厚なのです。
その黄身に魚沼産コシヒカリと塩昆布の旨味が絡まり、お醤油いらず。
卵かけご飯好きの私も納得の味です。
卵かけご飯好きの私も納得の味です。
手抜きのないお新香もオン・ザ・ライス
そこに、味玉清湯つけめん大盛が登場して、一気に胃酸が分泌されてきました。
つけ汁からは醤油と煮干しと鶏の良い香りがします。
浅草開化楼特製の細麺と平打ち麺の二種盛りは、見た目にも美しい。
さすがに頼み過ぎたかも、と思いましたが、とにかく今の私はとても飢えているので、なんとかなるでしょう。
早速、細麺を、続いて太い平打ち麺をつけ汁にくぐらせて啜ります。
スープは、クリアな色からもわかる雑味の無さ。
麵の小麦の風味が引き立ちます。
大きなチャーシューはトロトロで、麵と一緒に食べれば、尚旨し。
麵に添えられた海苔は、卵かけご飯の頬かむりにも利用します。
味玉は、卵かけご飯の卵とは異なる青森の津軽じょっぱり。
絶妙の半熟加減で、黄身の甘みも素晴らしい。
平打ち麺と細麺を混ぜ合わせて啜ると、また異なる食感で三度美味しい。
しかし、この辺りからかなりお腹が苦しくなってきました。
熱盛りにしたせいで、麺離れが悪く食べるのに手間取ったのも、お腹が膨れる原因。
ラーメンはやっぱり一気に啜らないといけません。
もちろん卵かけご飯のダメージもあって、食べ終わる前に腹パンです。
人間ドック明けだから万全のコンディションだと過信していた自分が浅はかでした。
毎年繰り返される愚行です。
最後は卓上の黒七味を振って味変し、なんとかスイープ。
腹パン以上になりましたが、最後のスープ割りは欠かせません。
添えられたスダチを絞って、さっぱりと。
完食完飲でお店を出ました。
午後は仕事にならない予感です。
「一期一会 」の他に、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」という座右の銘もあった事を、会社に向かう地下鉄の中で思い出しました。
「一期一会 」の他に、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」という座右の銘もあった事を、会社に向かう地下鉄の中で思い出しました。
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