偶然成田山で出会った、関西支社勤務の友人とJR成田駅前の立ち飲み寅屋でもつ焼きをつまみながら、楽しい時間を過ごしました。
翌朝はゴルフで朝早いという彼と別れ、私はすぐ近くにある行列の人気店にラーメンを食べに行きます。
ビジネス旅館の一階でお店を営む麺や福一が、土曜日の夜だけチャレンジングな別ラインのラーメンを供する別名店鶏の骨。
今日は寅屋と共に、この店も視野に入れての成田山公園の観梅でした。
行列に並んだのは19時5分前。
行列に並んだのは19時5分前。
開店から25分経っています。
行列は10人ちょっと。
日中は暖かかったのですが、日が沈むと冷え込んできました。
日中は暖かかったのですが、日が沈むと冷え込んできました。
ここに来るのは随分久しぶり。
かつて麺や福一があったところは中国発酵料理SABOTENになっていました。
今は旅館の入口の向かって右側の狭いスペースで営業しているようです。
もうすぐかな、と思いながら意外と行列は進まず、店内から出て来たお母さんに招じ入れられたのは、並び始めてからなんと45分も経っていました。
店内は狭いL字カウンター。
一番奥の空いた席に案内されました。
コンクリ打ちっぱなしの床が傾いた内装に、小さなパイプ椅子。
コンクリ打ちっぱなしの床が傾いた内装に、小さなパイプ椅子。
以前の喫茶店風とは雰囲気も広さも全く変わっていました。
全部入りの特製鶏の骨ラーメンと林SPFポーク チャーシューごはん をオーダーします。
全部入りの特製鶏の骨ラーメンと林SPFポーク チャーシューごはん をオーダーします。
寒い中、長い時間待ったのでお手洗いに行きたかったのですが、店には無いとの事。
「隣のサボテンは、孫がやっているので、そこならトイレが使えますよ」
とお母さん。
なるほど。
お母さんの代の旅館の一階を使って息子がラーメン屋を営み、今はそこで孫が中華料理を営むために、父親がスペースを譲ったということなのでしょう。
しかし、ラーメンがすぐ出来るというので、お手洗いは我慢。
確かにすぐにラーメンが出てきました。
しかし、ラーメンがすぐ出来るというので、お手洗いは我慢。
確かにすぐにラーメンが出てきました。
見るからにドロリとした濃厚な鶏白湯スープ。
チャーシューが三種類ときくらげ、味玉、ネギ、海苔がトッピングされています。
追いかけるように出て来たチャーシューごはん。
上にのっているチャーシューはラーメンにもトッピングされているレアチャーシューを炙って切ったもの。
これにもたっぷり刻みネギがのっています。
ラーメンとご飯が揃い踏みです。
まずはスープをひと口。
鶏白湯が人気の麵や福一のチャレンジ店だけに、ノーマルよりも更に濃厚なドロリ系。
しかしスープが温かったのは残念です。
濃厚なスープ程しっかり熱くするのが難しいのかもしれませんが、これはいけません。
博多ラーメン風の細麺を啜ります。
濃厚なスープが麺に纏わりついて、重さすら感じます。
せっかくの茹で立ての細麺が、粘着質のぬるいスープに熱を奪われ、麺まで冷めてしまっています。
そしてチャーシューも冷たい。
チャーシューごはんも、炙っているとはいえチャーシューが冷たいのがどうかなぁ、という印象。
林SPFポークと言えば、千葉県が誇る高級な銘柄豚。
レアチャーシューを温めれば火が通ってしまうので、食味食感が変わってしまうのはわかりますが、ラーメンもご飯も熱くあるべき料理。
カツ丼のアタマが冷たいみたいなものはどうでしょう。
味玉を割ると、絶妙な半熟加減。
チャーシューごはんにもオン・ザ・ライスして、頂きました。
スープのせいでぬるいラーメンと、チャーシューのせいで冷たいご飯を食べた私は、寒空の中、45分待ったのに温まることが出来ませんでした。
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