優しいご夫婦が切り盛りする勝田台の昭和大衆割烹「浜よし」で串あげを堪能した私は、もうちょっと飲むか食べるかしたい気分。
「竹うちでもう一杯飲むか、金ちゃんでラーメン食べるか、どっちがいい?」
と息子に水を向けます。
「いい年して、まだ行くの?ラーメンなら付き合ってもいいよ」
との返事を言質に、勝田台駅南口に最近オープンした新店に向かいます。
八千代の山形ラーメンの人気店「金ちゃん」が、その新業態店を勝田台に出したのです。
オーソドックスな正統派醤油ラーメンや、味噌ラーメンを出すお店ですが、新店の名前はなんと「金ちゃんBEYOND」といいますから、「自らを超える新境地」的な意味があるのでしょう。
日曜日とあって19時過ぎですがすんなりと入店できました。
入口で食券を購入し、食券を渡します。
息子は中華Sobaという醤油ラーメン、私はワンタン味噌Sobaという味噌ラーメンにワンタンがトッピングされたものに、更に味玉をトッピング します。
まだオープンしたてということもありますが、店内は明るく清潔で、厨房も磨きがかかっています。
これは八千代のお店もそうでしたので、期待が高まります。
先に出て来た息子の中華Sobaは、正統派のビジュアルながらも脂をしっかりと浮かせています。
醤油の色もやや濃い目で、スープをひと口分けてもらいましたが、やはり少しパンチを感じます。
続いて私の味噌Sobaも出てきました。
出てきた瞬間「しまった!」と思う量。
私の年で、これは食べ過ぎです。
穴あきのレンゲには辛味噌が付いてきます。
確か八千代店は、メニューがそもそも別だったはずで、この店では好みで二つの味を楽しめるということになります。
トッピングのワンタンは餡もたっぷり入ったものが、四つ。
もやし、ひき肉、ナルト、チャーシュー、シナチク、更にとうもろこしが味噌感を際立たせます。
追加の味玉もあって、麺が見えないほどの豪華具材です。
まずはスープをひと口。
味噌はさほど濃厚ではなく、口当たりの良い味。
八千代店では味噌ラーメンを食べていなので、比較はできませんが、かなり食べやすい味です。
とはいえ、味噌ラーメンらしいコクはしっかりとあり、中太の縮れ麺との相性は抜群です。
さすがにワンタンが多いので息子に譲りますが、一つしか引き取ってくれません。
中盤に辛味噌を溶いて、辛さを増して味変します。
なかなかに美味しいラーメンなのですが、いつもなら難なく平らげる大好物の味玉や、トロトロのバラ肉チャーシューさえも疎ましく思える程の腹パンになってきました。
何とか寄り切りましたが、完全に食べ過ぎ。
腹パンの領域を完全に超えてしまいました。
店名のもじりではありませんが、「腹パンBEYOND」です。
気が付けば、今日はランチに続いて二杯目のラーメン。
明日は飲み会もあるので、更なる自制心が求められるところです。
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