今日は新型コロナウイルス対策の仕事で遅くなりました。
織り込み済みの残業だったのですが、ストレスを抱えたまま帰りたくなかったので、一杯飲んで帰ることにしました。
飲み友達からの情報で立石の蘭州が、3月1日をもって現店舗での営業を終了し、近くに移転することになると知ったので、ご挨拶とお別れを兼ねての訪問です。
移転先は京成立石駅前交番の隣。
京成沿線に住む三男は既に在宅勤務。
彼を呼び出してサシ飲みしようと思っていたら、なぜか大手町勤務の次男も飛び入り。
「ゴチになります!」
という息子たちと乾杯です。
もちろん餃子を注文しますが、出てくるまでのつなぎで烏龍茶玉子もオーダー。
暮れに妻と台湾旅行に行った時に、どこのコンビニでも売っていたのを思い出します。
わざとひび割らせた殻の隙間に滲みた烏龍茶の痕から「恐竜玉子」と呼ぶ人もいます。
たまご好きの私には、最高のツマミ。
そこへ焼餃子が出てきました。
一人一皿ずつ。
程良いきつね色の焦げ目が食欲をそそります。
今日は酢胡椒で頂くことにします。
注文を受けてからお母さんが一つずつ丁寧に包んでくれる餃子は、実に美味。
続いて水餃子も登場。
もちろんいつも通りの香菜のせ。
これは香醋で食べるのが、私のルーティン。
ビールの後、私は紹興酒にチェンジ。
これもいつも通りのルーティンです。
「お代わりしたい」
という息子たちのリクエストに応えて、水餃子と焼餃子を一皿ずつ追加します。
紹興酒はたちまち二杯目。
高粱から作られる白酒です。
これで何度電車を乗り過ごしたことか。
締めにラーメン。
ダイエットも終盤を迎え、体質も変わったので、たまには良いでしょう。
メニューには無いワンタン麺の香菜のせ。
まずはスープをひと口。
鶏ガラと醤油ベースのクリアな味わい。
昔ながらのすっきりしたスープは、アルコールを中和するのにピッタリです。
中太の縮れ麺は、そのスープとの絡みも良好。
もちろんワンタンもお母さんの手作り。
餃子の旨い店ですから、当然ワンタンも旨い。
「新しいお店はいつオープンですか?」
と尋ねましたが、
「まだはっきり決まってなくて。少しずつ準備してるので、3月中には」
というお母さんの返事でした。
「ごちそうさま!」
と告げて、新店の場所を確認に行きます。
「なかなか物件が無くて」
と以前お母さんはこぼしていましたが、近場に丁度良い物件が見つかって何よりです。
新しいお店で、変わらない味の餃子とラーメンを食べられる日が楽しみです。