晩ご飯は京橋でクイックに。
今日は日本橋本町に本店がある、立ち食い系(椅子があるので立ち食いではありません)「そばよし 京橋店」へ。
鰹節問屋直営、無化調をウリにする人気店です。
とはいえ、お値段はもちろん立ち食い価格。
店内の至る所に注意書きが貼られていますが、別に難しい事ではありません。
どこの立ち食い蕎麦屋とも同じオペレーション。
豊富なメニューから、何にしようかと悩みます。
券売機の脇に「本日の野菜天」という貼り紙を見つけました。
れんこん、さつまいも、なすと書かれています。
天ぷらには背徳感がありますが、野菜なら罪も軽そうです。
これにしましょう。
そばかうどんが選べますが、そばよしのうどんはきしめん。
新入社員から名古屋で4年過ごした私には、きしめんは懐かしい思い出のローカルフード。
迷わずこれにします。
もちろん、たまご好きの私には玉子は欠かせません。
温泉玉子トッピング。
名物のおかかごはんも気が惹かれますが、さすがにそれは食べ過ぎです。
もちろん、入口近くの換気の良いポジションをチョイス。
鰹節問屋直営と標榜するだけあって。出汁が自慢。
「つゆのお代わり」や「つゆ多め」などが頼めるのも、その自信の現れでしょう。
5分ほどして番号が呼ばれ、カウンターに引き取りに行きます。
濃い目の出汁に浮かぶ大きな野菜天。
その上にはたっぷりの葱。
トッピングした温泉玉子は別皿で供されます。
その温泉玉子を丼にオンして、唐辛子を振ってスタンバイOK。
なす天。
れんこん天。
さつまいも天。
つゆをひと口飲んでから、麺に着手。
久しぶりのきしめんに、テンションもアップ。
名古屋では生麺は当たり前ですが、東京では珍しい。
しっかり腰もあってレベル高し。
汁を吸った天ぷらの衣と絡めれば、尚旨し。
中盤で半熟玉子に「箸入れの儀」。
思ったよりも固めでした。
とはいえ、きしめんと一緒に食べれば至福の時。
野菜天は、ひとつひとつも大きく、食べ応えあり。
もちろん、つゆは飲み干しました。
完食完飲です。
大好きな下町居酒屋に行くことができないストレスが溜まりますが、せめて短時間で食べることができて、お客や従業員との会話も無い静かな立ち食い系、ファーストフード系を狙っています。
実に暮らしにくい世の中になりました。
いつ、私たちの進み道の先に、灯が見えてくるのでしょうか。