緊急事態宣言の延長で、新橋への出社も久しぶり。
「こんにちは新橋ランチ」の企画も遅々として進みません。
今日は、先月下旬に「ビーフン東」に来た時に、そのガラガラぶりに驚いた同じフロアの「稲庭うどん七蔵」へ。
4年間虎ノ門で働いていたこともありますが、なんと2019年2月以来丸2年ぶりの訪問。
もちろん行列と密を避けてのアーリーチェックインで11時半に到着しましたが、やはり、今日も行列はありません。
ここに来たら、稲庭うどんとミニ丼とのセット。
そして、この店にも入り口にアルコール除菌スプレー。
もはや、置いていない店はないでしょう。
いつも食べ過ぎてしまうので、今日は稲庭うどんを小にします。
それでも300gですから、十分でしょう。
ミニ丼は「まぐろとイクラのミックス丼」にしました。
これもご飯を少な目で注文します。
インスタでフォローしている方がご飯少な目にして頼んでいたのが、相対的に具が多く感じて得した気分になりそうで、食べすぎ防止にもなるので、初めて試してみます。
なんといっても私は還暦なのです。
自重しなければなりません。
注文をしたら、先払い。
いつの間にかPayPayが使えるようになっていました。
レジの横にはビニール袋。
「マスク入れにお使いください」
という心遣いです。
15年くらい前でしょうか、新橋駅前ビル1号館のB1から2階に引っ越してきた頃は、注文に応じたプラスチックの色違いの札を受け取り、カフェテリアのようにトレイに丼とうどんを受け取ってから席に着くスタイルだったので、せっかくの美味しい料理も安っぽく感じたものですが、いつしか店員さんが席まで運んでくれるようになり、その感覚も減りました。
かつてはトレイを持ったまま、空席を探してウロウロすることもありましたが、今は席が用意され、お茶も置かれてから案内されます。
アクリル板の仕切りが全テーブルに用意され、お連れ様がいるお客さん以外は向かい合わせの相席は無し。
徹底した感染症対策は好感が持てますが、それでもこの閑散ぶり。
12時前なのにこの店がガラガラなのは、本当に驚きます。
しばらくしてトレイが運ばれてきました。
店員さんたちは明るく愛想よく接客してくれますが、この空きっぷりでは商売も大変でしょう。
艶々と瑞々しい稲庭うどん。
何とも癖になるオリジナルの胡麻風味のつけ汁。
ご飯を少な目にしてもらったので、ミニ丼が更にミニに。
でも、まぐろとイクラの存在感は増したので、私の目論見通り。
オリジナルのお漬物は、昆布の粘りがきいて、実に美味。
さっそく稲庭うどんを手繰ることにします。
季節によってつけ汁に入る薬味が変わりますが、今日はふきのとうとネギ。
わたしはみょうがの時が好き。
なんとも言えない中毒性の高い味わいです。
続いてミニ丼に取り掛かります。
お醤油を軽く掛け回して頂きます。
スプーンが添えられているので、食べやすい。
ご飯を少な目にした効果は絶大。
私の目と胃袋は、「具沢山のまぐろイクラ丼」だと錯覚してくれています。
実際のところ、まぐろの切り身は大きいので、あながち錯覚とも言えません。
お新香もオン・ザ・ライス。
昔はお新香取り放題のセルフサービスがあったのですが、今はやっていないのでしょうか。
感染症対策だとしても、店員さんに頼めばお代わりできるのか、聞くのが躊躇われました。
ミニ丼と稲庭うどんを交互に食べ進みます。
次第に腹パンになってきました。
やはりどちらも小にしておいて正解でした。
なんとか寄り切りましたが、まだつけ汁も薬味もたっぷり残っています。
ここで締めのスープ割り。
ここのつけ汁を飲み干さないという法はありません。
スープで程よく薄まった汁をグイグイと飲み干します。
完食完飲。
大満足です。
お店を出たのは12時でしたが、店内にはまだ空席があり、外に行列もありません。
深刻なコロナ禍ですが、飲食店に限らずあらゆる経済活動に大きな影響が出ていることを実感します。
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