午前中は外回りで汗だくになりました。
朝は、和食ランチにしようと思っていたのですが、冷たいお蕎麦を手繰りたい気分になったので方針変更。
新橋駅前ビル1号館1階の「本陣房 本店」へ。
時刻は丁度12時。
コロナ前なら行列が出来ていた時間ですが、今日はすんなりと着席出来ました。
アクリル板でしっかりと感染対策が施された席に案内され、冷たいお茶に人心地。
本陣房のお気に入りメニュー「納豆そば」を頼むつもりでしたが、限定メニューが目に留まりました。
豪華な「冷やしぶっかけ蕎麦」も魅力的でしたが、夏限定の「三元豚と夏野菜のねばとろ蕎麦」に惹かれました。
オクラやみょうが、山芋とろろなどの夏野菜に加えて、卵黄トッピングというのが決め手。
なんといっても、私はたまごが大好きなのです。
店内はいつの間にか満席です。
感染対策もあって、相席にしないので、回転率は下がっているでしょう。
老舗の名店ですが、接客は丁寧で腰が低く、庶民的でもあり、私はお気に入り。
そんな事をぼんやり考えているうちに、待ちかねのお蕎麦が出てきました。
三元豚の甘辛煮、オクラ、みょうが、山芋とろろ、焼きネギ。
そしてセンターには卵黄。
シンプルですが、食欲をそそるビジュアルです。
それぞれのトッピングもかなりのボリューム。
別添えで刻みの薬味ネギ。
これもオンして、準備は整いました。
徳利に入ったつゆを掛け回して、頂きます。
まずは蕎麦から。
今日は細切りを頼みました。
太い田舎蕎麦も選べますが、ヘビーな具材にはこの細切りの方が相性がいいというのが、私の長年の経験値。
具材に限らず、蕎麦もデフォルト大盛なのが嬉しい。
卵黄に「箸入れの儀」。
いろんな具材を見事につなげてくれるトッピング界の名脇役です。
ここで一気に蕎麦を底からかき回し、夏野菜と蕎麦を全体的にネバトロにしていきます。
見た目は少し悪くなりますが、納豆そば同様、こうした料理は混ぜて食べる方が格段に美味しくなるのです。
三元豚は食べても食べてもまだ出てきます。
結構入っていたようです。
甘辛い味付けが、塩分を求める夏バテ気味の身体に染み渡ります。
かなりお腹いっぱいになりましたが、まだ残っています。
女性には多いかもしれません。
私が食べ終わる頃合いを見計らって、サッと出てくる蕎麦湯。
少し残しておいたつゆを丼に入れ、たっぷりの蕎麦湯を注ぎます。
丼に残ったネバトロ成分まで蕎麦湯に染み込ませ、ルチンもろとも飲み干しました。
久しぶりの本陣房は、やっぱり間違いない味とサービス。
まだ暑いうちに、もう一度この蕎麦を食べたいと思いましたが、出勤日が少ないので、次回のランチは他に浮気してしまうかもしれません。
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