2022年3月22日火曜日

「まん防」が明けて、早速飲み会。先輩のお誘いを受けて「銀座 長寿庵」でいつもの愉快な蕎麦屋飲み

 

今日はみぞれまじりの雨が降る寒い一日でした。
午後、突然携帯に先輩からの着信。
昔からお世話になっている、敬愛するT社長からのお誘いの電話でした。
運良く出社していた私は、彼の指定する「銀座 長寿庵」での飲み会を喜んでお受けし、彼の指示に従ってメンバーを集めます。
今日の今日ですから、何人かには振られましたが、Tさんとも関係の深い仲の良い飲み友達二人を確保し、18時15分という細かい指定時間に新橋からタクシーで向かいます。


銀座 長寿庵は、本社が築地にあった頃からみんなが好きな蕎麦屋。
昼も夜もよく来たもので、Tさんも我々もお気に入りのお店です。


二階に上がると、既にそのTさんとK君が到着していました。
私は黒ホッピーを頼んで乾杯です。


Tさんとは電話で時々話していましたが、リアルに会うのは随分久しぶり。
K君とは昨年秋の「緊急事態宣言」解除後以来です。


昔からのこの店が大好きなTさんは、メニューも見ずに流れるようにオーダーを告げます。
板わさちくわげそ天まぐろとイカの刺身


無類のイカ好き、エビ好きのTさんですが
「最近イカとタコ、エビとカニの距離がグッと近づいてきたんだ」
と、どうでも良い話を嬉しそうにしゃべります。
このくだけた雰囲気が彼の魅力でもあり、また「人たらし」たる所以でもあるのでしょう。
さらに続けて「幻の食材 たもぎだけの天ぷら」を頼みます。


「俺は揚げ物が大好きなんだ。もちろんきのこもな!なんたって、幻の食材だぞ」
とまた破顔。


不勉強な私は初めてこのきのこを食べましたが、確かに美味しい。
「しめじと舞茸の合いの子のようですね」
というK君に
「まあ、大体のきのこはしめじか舞茸みたいなもんだよ、ガッハッハ!」
とTさん。
相変わらずです。


いつの間に頼んだのか、冷やしトマトが出てきました。
完全にメニューを暗記しているようです。
「冷やしトマトといえば、塩だよ」
と、付け合わせのマヨネーズには目もくれず、卓上の塩を皿に盛ります。
講釈の一つ一つが面白い。


濃い目のナカは危険ですが、私は早くもお代わり。


そこへ遅れていたI君も到着。
「まん防解除」とお互いの健康を祝して乾杯です。


ここに来たらかつ煮
これは私がメニューを見なくても必ず頼む一品です。


Tさんが頼んだ焼き鳥
ここは料理の種類が豊富なので、「蕎麦屋飲み」とは言いながら完全な居酒屋です。


K君が頼んでいたそば茶割が美味しそうだったので、私もホッピーからチェンジして試してみます。
さっぱりとして旨い。


締めはもちろん当店名物の鴨せいろ
ランチに来た時も必ず頼みます。


思えば、1987年に本社に転勤して来た時、当時のH局長に連れられて来たのがこのお店の鴨せいろとの出会い。
もう、35年も前のことです。
まだ20代の新婚だった、と遠い目。


卓上のすりごまと七味をたっぷりと入れるのがセオリー。


4人で使うと、ごまのお代わりが要りそうです。


ここの蕎麦は実に風味が良く、普通のせいろでも十分美味しいのですが、やはり鴨せいろの魅力には敵いません。


早速手繰ります。


軽くつけ汁にくぐらせて、ズルっと。


大きな鴨肉もゴロゴロ。


中盤で「追いゴマ」。


締めは蕎麦湯です。


ワイワイガヤガヤと、懐かしい思い出話から、コロナ禍での近況報告などで、あっという間に2時間が過ぎました。
この後は、やはり定番の二次会のお店へとお約束通り流れることにします。

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銀座 長寿庵そば(蕎麦) / 宝町駅新富町駅銀座一丁目駅
夜総合点★★★☆☆ 3.6

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