銀座長寿庵を後にして、ぶらぶらと東銀座の裏通りを歩くこと数分。
この会の二軒目は、やっぱりいつものバー「Verry」。
突き当りの大きなテーブル席に案内されます。
これも定位置。
ここに来たらハイボール。
再び乾杯です。
乾きものもいつも通り。
長寿庵に集合してから、ここに至るまで、判で押したようにいつもと同じ流れです。
先ほどの話の続き。
コロナ禍で会の頻度が減ったので、近況報告など新しい話も割とありますが、基本は、ほぼ昔話。
何度こすったかわからない話でも、同じところで全員が大爆笑。
話し方ひとつで面白いし、意外と新事実が出てきたりするのです。
これだから、長い付き合いのメンバーとの飲み会は、楽しい。
会話が弾めば喉が渇き、喉が渇けばハイボールを飲むという無限ループ。
いつの間にか楽しい時間は過ぎて、お開きとなりました。
外に出て空を見上げれば、1580年以来442年ぶりという「皆既月食＋惑星食」は、長寿庵～Verryで盛り上がっているうちに終わっていました。
それでも、私にとっては織田信長時代以来という貴重な「世紀の天体ショー」よりも、「T先輩を囲む会」の方が遥かに貴重なのです。
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