2022年12月31日土曜日

大阪ラーメン界の風雲児。常に人気のトップを争う西中島「人類みな麺類」に1時間半並んで大晦日限定の年越しそば「Thanks Giving Ramen」

 

三泊四日の大阪ソロ活もいよいよ最終日。
大晦日の大阪ラストランチは、「人類みな麺類」へ。
私が大阪単身赴任直後の2012年にオープンし、並み居る強豪を抑えて一気に大阪ナンバーワンに上り詰めた大阪ラーメン界の風雲児です。
大阪の人気店で大晦日に開いているお店をネットで検索。
ちょうど新大阪からの新幹線に乗る前に、その一駅手前の西中島南方駅前にある「人類みな麺類」が、年越し営業をすると知りました。
ホテルの大浴場で朝風呂を浴びてゆっくりチェックアウトしてから向かったので、お店に着いたのは11時の開店直後。


既に50メートルほどの行列が出来ています。


今日は年末年始の特別メニューとなっているようです。
初めての訪問なので本当は基本メニューを食べたかったのですが、残念ながらそれは次回のお楽しみ。


並んでいる間に、改めてお店のツイッターをチェック。
年越し限定のスペシャルなスープが仕込まれているようです。


並び始めて1時間。
ようやく阪急南方駅の改札口まで進みました。
後ろを振り返ると、私が並び始めた時よりも更に行列は延びています。
それでも、この寒風吹きすさぶ中、みなさんなぜか楽しそうです。
若いグループやカップルの方が多く、会話やスマホで時間潰し。
まるでディズニーのアトラクションのように、並ぶことすらエンタテインメントとして楽しんでいるようです。
おそらくこの行列で最年長ではないかという私も、若者を見習ってスマホで時間潰し。
定期的に巡回に来る店員さんが優しい一言をかけてくれるので、長く並んでいても我慢できます。
このあたりもディズニーっぽい感じ。


ようやく行列の先頭まで来ました。
1時間20分が経過しています。


お店の前の椅子席に辿り着きました。


グループの割引券を貰いますが、これから東京に帰る私には残念ながら無用の長物。


ようやく入店です。
暖かい店内で座れるのが何よりありがたい。


オーナーの好きなミスチルのライブ映像が流れる空間は、明るい色調のモダンなインテリアを相まって、「ラーメン屋さん」らしからぬ雰囲気です。


もちろん厨房はピカピカ。
若いスタッフばかりですが、おじさんから見ても礼儀正しく、元気よく丁寧な接客は好印象。


並んでいる間に見たメニューの通り、今日は年越し限定のThanks Giving Ramenのみ。
画像とハッシュタグを付けたツイートで「JUNK STORYコラボチャーシュー2枚」「人類が麺類になる為の海苔1枚」がトッピングサービスとなります。
もちろん、その前提でオーダー。
SNSを巧みに使うマーケティングです。
これ以上人気が出る必要もない気がしますが、それでも常に大阪ラーメン界に旋風を巻き起こす風雲児だけのことはあります。
そういえば、今や大阪だけではなく東京にも進出しているわけですから、全国ブランドになりつつあるのです。


不織布のエプロンも受け取って、スタンバイOK。


着席して10分。
ラーメンが出てきました。


お年玉プレゼントの、店名がプリントされた巨大な「人類が麺類になる為の海苔1枚」がトッピングされています。


もう一つのお年玉サービス、「JUNK STORYコラボチャーシュー2枚」も。


ラーメンに鰹の糸削りのトッピングもユニーク。


まずはスープをひと口。


魚介と醤油の風味がしっかり感じられます。
もちろんこれが本来のこの店の味ではないとはわかっていますが、これはこれで旨い。


麺は中太ストレート麺。
小麦の風味を感じる、モチっとした食感です。


サービスの鶏チャーシューも、旨味があって食べ応えあり。


食べ応えと言えば、この店の名物、巨大で分厚いバラ肉のチャーシュー。


これは迫力。
柔らかく、そして肉々しい。


メンマも太切りも、この店の名物です。


食べてしまうのがもったいない特別企画の巨大海苔ですが、中盤に思い切って一気に頂きます。


最後に残ったスープは、もちろん飲み干します。


完食完飲です。


レジでお会計。
ツイートした2件を見せて、トッピング無料の権利を獲得し、お会計は800円。
お会計をしてくれた若い女性スタッフに
「寒い中、長い時間お並び頂きありがとうございました!」
とお礼を言われ、
「ああ、そうだった」
と今更思い出しましたが、そんなことを忘れるようなエンタテインメントなお店でした。
年末ギリギリまで大阪ソロ活を堪能し、新大阪に向かいます。

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人類みな麺類ラーメン / 南方駅西中島南方駅新大阪駅
昼総合点★★★☆☆ 3.7

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