2022年12月29日木曜日

昼酒の後の新世界散歩。今宮戎~大阪天満宮と初詣を先取り

 

ジャンジャン横丁の八重勝で軽く昼酒。
せっかく新世界に来たので、懐かしい街を食後の散歩。
かつては数軒あった将棋倶楽部も、今は一軒だけ残っている三桂クラブ
通天閣の下に坂田三吉を称える王将碑がありますが、身近な娯楽としてこの町で親しまれていた将棋愛好家はだいぶ減ったように感じます。


スマートボールニュースター
私が子供の頃からある遊技場。
機械を修理しながらの営業ですが、若い人たちが訪れるようになって活気が戻ってきました。


通天閣の撮影スポットへ。
「づぼらや」の巨大なフグの看板が無くなったのが、やはり残念です。
「しゃがんで下から撮ると綺麗に撮れんで。やってみ」
と観光客に声をかける名物おっちゃんは、まだ元気でした。
観光客から
「ホントだー」
と言われると、とても嬉しそうな笑顔を見せる愛すべきおっちゃんです。


狭い新世界の町は、かつて軒を並べていた日雇相手の安い洋品店や大衆食堂は姿を消し、新興のオオバコ串カツ屋に取って代わっています。
治安と風紀は良くなりましたが、あの頃の猥雑な雰囲気が懐かしいと思うのは私が昭和のど真ん中生まれだからでしょう。
それでも町の東、動物園側にはまだ昭和の香りが少し残っています。
大衆演劇の朝日劇場
今日はあいにくお休みでした。


絶滅危惧種とも言える手書き看板を掲げる映画館、国際劇場


その国際劇場の先から見る通天閣が、実は正面。
展望台の下の大時計が正面の目印です。


その通天閣の真下にある喫茶ドレミ。
いつの間にか若者の行列が出来るお店になっていました。


サンドイッチやパンケーキなどの軽食、パフェやプリンなどのデザートが、その昭和レトロな建物と相まって「映える」からでしょうか。


通天閣本通を北に向かいます。


この通り沿いにある総本家更科は、老舗の蕎麦屋。
大阪では珍しく、旨い蕎麦屋飲みが出来る店ですが、夜に備えて控えておきます。
またの機会に。


新世界から西へ。
向かったのは今宮戎神社


昨日の堀川戎に続いての「えべっさん詣」。
10日戎の準備が進む神社ですが、年末は閑散としています。
神様を独り占め、願い事も独り占めです。


お守りを頂きました。


地下鉄に乗って南森町のホテルに戻ります。
その前に大阪天満宮へお参り。


私が子供の頃、毎年家族で初詣にきた神社。
私にとっては思い出深い地でもあり、50を過ぎての単身赴任の時も、この町に住もうと決めた理由が、この「天満の天神さん」です。


学問の神様として知られる天満宮。
受験生の初詣の準備が進んでいました。
私も、ボケることなく、いつまでも頭が冴えるようにお参りです。


おもくじは吉。
ホテルに戻って、少し休むことにします。


0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。