今日は私だけがリモートワーク。
妻は、晩ご飯を作りたくなさそうです。
家族みんなが大ファンの「千葉家」に懸案だった券売機が一昨日導入されたのを奥さんのツイッターで知っていた私は
「千葉家で夜食べようよ。券売機も入ったらしいし」
と妻を誘います。
お店に着いたのは18時半。
行列は10人ほどで、土日のランチとは大違い。これなら御の字です。
先に食券を購入するシステムという貼り紙が入口にありました。
ラーメン屋の券売機は別に珍しくもないのですが、長年奥さんの超人的な暗記オーダーだったお店だけに、券売機で購入する勝手の違いに緊張すら覚えます。
そもそも家系ラーメンの一択なので、ボタンは麺量の違いとトッピングのみ。
いたってシンプルなデカボタン。
店内のメニューがそのままボタンになったということです。
ラーメン並、中盛、ライスのボタンを押します。
ジャスト2,000円。
麺の固さや味の濃さ、油の量などまでボタンで選ぶはずがないと思っていた私は、自分の予想通り券面に選択肢が印字されているのを見て、思わずニヤリ。
オーダーの時にバイト君がこれにボールペンで丸印でも付けるのかな、と思っていたら、入店の前に奥さんが現れ
「固め、油少なめですね!」
といつもの記憶力で対応。
覚えてるから、書くより早いのでしょう。
ただ、少なくともバイト君でも対応できる仕組みになったので、奥さんは相当負荷が減ったはず。
10分ほどで入店し、カウンターに着席。
やはり平日の夜は早い。
程なくラーメンが運ばれてきました。
天才的な記憶力の奥さんですが、案の定、中盛を私の前に置きました。
誰が中盛か、までは言っていなかったのです。
実は中盛を頼んだのは妻。胃袋を刺激する豚骨スープの良い匂い。
私は並盛にした代わりにライスを頼んだのです。
まずはスープをひと口。
本牧家系のスープは、豚骨の旨味を引き出しながらも、臭みやえぐみを感じさせないもの。
先日閉店した師匠の店を超えるとの評判もあるくらいですが、私は残念ながら本牧家には行けず仕舞いなので、比較のしようがありません。
とはいえ、客観的に言って、相当旨いスープです。
続いて麺を引き上げます。
濃厚な豚骨スープを纏う、家系ラーメン定番の酒井製麺の極太麺。
私はやっぱり固めが好き。
海苔の陰からチャーシューも姿を現します。
ライスは、もちろんオン・ザ・ライスのため。
妻が目の前の中盛に没頭している間に、私はこっそりとライスに麺をのせます。
これは妻が嫌いな食べ方だからですが、これこそがラーメン屋でライスを頼む真意だと私は信じています。
中盤で味変。
卓上の生ニンニクとショウガをオン。
今日は金曜日なので、多めに入れても大丈夫です。
妻が気が付かないのを良い事に、私は更に大胆に海苔の頬かむりでラーメンライスを堪能。
しかし、ラー茶は我慢しました。
見つかったら怒られそうだからです。
飲み干したい程旨いスープですが、さすがにそれは我慢しました。
お店に着いてから30分と経たずに食べ終わりました。
今までは帰りにお会計だったのですが、券売機になったのでそれもなくなりました。
奥さんの負荷は、ここでも相当減ったはずです。
我々が店を出て10分もしないうちに、麺切れ閉店のツイートがありました。
ギリギリのタイミングでした。
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