最近取り組んでいる「懐かしの築地ランチ探訪」。
今日は、路地裏の中華料理「紅蘭」へ。
車も入れない路地の奥にあるお店。
ドアを開けて店内へ。
お嬢さんだと思うのですが、快活な女性が案内してくれます。
下町らしい気さくな接客です。
ちょうど12時でしたが、まだ空席があり、カウンターの端に座ります。
オーダーはもちろんチャーシューネギラーメンと名物のジャンボシューマイ。
厨房のお父さんは随分と背中が曲がり、動きはスローながらもしっかり厨房を仕切っています。奥さんもお元気そう。
先にジャンボシューマイが出て来ます。
昔からの名物です。
もうちょっと大きかった気がしますが、人の記憶はいい加減なもの。
程なくラーメンも出て来ました。
そういえばこんなビジュアルだった、と私の記憶も徐々に蘇ってきました。
短冊に刻んだチャーシューの上に、千切りの白髪ネギ。
鳥ベースの優しい塩味の陰に、仄かな魚介の風味。
昭和を感じる懐かしさです。
シューマイ二個は頼みすぎたかな、というのは杞憂でした。
麺は細麺のストレート。
少し茹で加減が柔らかいのは、ご主人の動きがスローになったからかもしれません。
刻んだチャーシューは薄めの味。
スープの塩味が際立ちます。
あっさりと平らげます。
と気持ちよく見送られ、再び路地へ。
「あの頃は俺も若かったな」
「あの頃は俺も若かったな」
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