今日の残業メシはラーメンにしました。
夜遅くても開いていますし、お酒を飲まずに食事ができる麺類が一番手っ取り早いのです。
新橋西口通りの奥にある「らぁめん ほりうち新橋店」へ。
いつの間にか通りには風俗の客引きが増えて、風紀が悪化していると感じます。
盛りも大きいラーメン店。
B級グルメの私は比較的高評価のお店です。
まだまだ暑い日が続くので、ざるらぁめんにします。
券売機で購入したのは納豆ざるらぁめん並盛と生卵。
「外道」「変態」などとラーメン通から批判される分類のジャンクラーメンですが、私は結構このラーメンが好きなのです。
ベテラン店員さんたちは、こうした繁華街のお店にしては珍しく優しい接客です。
水はセルフサービス。
紙エプロンもピックアップしてラーメンが出来るのを待ちます。
茹で上がったラーメンをしっかりと締めてお皿に盛りつけます。
調理工程に手抜きは無し。
カウンター越しに納豆ざるらぁめんが出て来ます。
誰が思いついたのか、唯一無二のジャンクラーメンと久しぶりのご対面。
並盛で250gと必要十分な量。
ざるといいながら、ざるにのっていないのはご愛敬。
それとも、刻み海苔がのっているから蕎麦に倣って「ざる」と呼んでいるのでしょうか。
ざるらぁめんをお皿から引き上げます。
平打ちで瑞々しく、なかなかに艶っぽい麺なのです。
これを問題のつけ汁にくぐらせます。
卵納豆はもちろん、隠れていた厚切りチャーシューとも絡めて啜ります。
「罪悪感」、「背徳感」、そうした言葉が脳裏をよぎります。
「やっていはいけないこと」こそ楽しいこと、そんな悪魔のささやきが聞こえる納豆ざるらぁめん。
トッピングした生卵にも箸入れの儀。
モチモチの麺に更に卵納豆と生卵を絡め、旨さが大爆発します。
カットされた厚切りチャーシューも、つけ汁の底から無尽蔵に湧いてくる嬉しい悲鳴。
ラーメンと納豆を一緒に食べるのは一般的には奇妙かもしれませんが、私は違和感がありません。
それは、この店の納豆ざるらぁめんが、際物のようでいて、ギリギリセーフな作りだからでしょう。
中盤からペースが急激にダウン。
やはり250gはヘビー。
もう若くはないのです。
食べても食べても湧いてくる納豆。
おそらく2パック分は入っていたと思われます。
なんとか寄り切りました。
久しぶりの「ほりうち」は安心安定のリアルB級グルメ。
コロナ禍を乗り越え、私にジャンクラーメンを食べさせてくれたお店に感謝です。
らぁめん ほりうち 新橋店 (ラーメン / 新橋駅、汐留駅、内幸町駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
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