今日の「ラー活」はKITTE丸の内地下の「ラーメン激戦区」にある「松戸富田麺絆」(まつどどみためんばん)へ。
もちろん行列覚悟ですが、松戸本店に比べれば全く問題ありません。
19時半の丸の内ですから、行列は15人ほどと短めです。
先に列に並んで、前の人が食券を買って戻ってきたら自分が買いに行く、という変則的なシステムです。
インバウンド観光客が増えたせいもあって、こうしたお作法を日英併記で告知する看板が行列の脇に立てられています。
ふと見ると私の二組前には若い中国人女性観光客3人連れで並んでいます。
期間限定で濃厚カレーつけ麺の告知もありましたが、今日は定番の濃厚つけ麺と決めています。
あと5、6人ほどになったところで、私が食券を買う順番が来ました。
券売機はもちろんタッチパネル式。
日本語、英語、中国語に切り替え可能です。
注文はもちろん濃厚つけ麺。
並盛のつもりでしたが、せっかく並んだので思わず中盛を選択してしまう意志の弱さが露呈します。
15分で先頭へ、20分で案内されました。
丸の内店ならではの、穴場感。
ステンレス製のカウンターとモノトーンのインテリアのモダンな店内。
私の隣は、なんと欧米系カップル。
つけ麺と餃子を頼んで格闘しています。
最近の「ラー活」で、つくづくインバウンドのラーメン人気の高まりを実感します。
カウンターの中で働く若いお姉さんたちは、キビキビとフットワークのいい接客。
紙エプロンを貰って、つけ麺が出て来る前の準備は万端です。
つけ麺の食べ方がカウンターに貼ってあります。
私が若い頃ならいざ知らず、今の日本人でつけ麺の食べ方を知らない人はいないでしょう。
併記されている英語が主目的とみました。
つけ麺を待っている間、店内を見渡していると、故山岸一雄氏の大きな写真が掲げられていました。
私も東京転勤当初の若い頃、東池袋大勝軒に行ったことを思い出しました。
あの時初めて食べた「つけ麺」という料理、そして濃厚な豚骨魚介スープに感動したことを思い出しました。
千葉県産の柏幻霜ポークを一頭買いで部位ごとにチャーシューにしているそうで、その説明も書かれています。
餃子もありますが、私は食べたことはありません。
7、8分待って出てきた濃厚つけ麺中盛。
極太麺は美しい色艶。
盛り付けも美しく、一気に食欲が高まります。
つけ汁は大勝軒の系譜を継ぐドロリとした濃厚系。
つけ汁の上の具材が沈まない程です。
艶々とした麺を引き上げます。
その極太麺を、濃厚な豚骨魚介のつけ汁にくぐらせます。
つけ汁の中からチャーシューが現れました。
海苔や極太メンマとも絡めながら食べ進みます。
中盛にして良かった、と反省から肯定へ。
まだ麺はたっぷり残っています。
ここで味玉にようやく着手。
急に店内に英語が飛び交います。
顔を上げると、向かいのカウンターに欧米人の5人組が入店してきました。
会話を聞くと、昨日も食べに来たそうです。
インバウンドのラーメン人気を連日実感します。
中盛はややヘビーでしたが、完食です。
もちろん残ったつけ汁はスープ割りをお願いします。
改めて柚子を入れてくれるサービスが嬉しい。
完食完飲。
連日の残業疲れも癒される、大満足の今日の「ラー活」でした。
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