今日も残業となりました。
連日の猛暑も一服し、夕方は涼しさを感じるようになりました。
以前から食べてみたかった新橋で評判のつけ麺「麺屋 周郷」(すごう)に並ぶにも辛くない気温です。
19時半にお店に着きました。
行列は5人。
今まで見た中で一番短い並びです。
私の前は外国人カップル。
インバウンド観光客の情報収集力には驚くばかりです。
お店に並ぶにあたっての注意が掲げられています。
食券を購入するのは、券売機前に到着してからというルール。
もちろん代表待ちはご法度です。
15分ほどで券売機の前まで来ました。
店主が窓から顔を出して食券を受け取る仕組み。
私はPayPayで支払いたかったので、QRコードを読み取り注文の「煮玉子つけ麺大」を口頭で告げ、1,250円を入力して決済画面を見せました。ここまで30分弱。
人が出て来る割に、進むのは遅いです。
5席しかないカウンターですから、回転が遅いのも頷けます。
目の前には、おっちょこちょいの私に必須の紙エプロンが置かれています。
控えめにジャズが流れる明るい店内。白木のカウンターは、寿司屋か割烹のよう。
早速、期待の麺から頂きます。
煮卵も濃厚つけ汁にイン。
チャーシューも三種類あるので、その違いを楽しみながら食べ進みます。
その紙エプロンを首に巻いて、カウンターに置かれたつけ麺の口上を読もうと思っていると、すぐにつけ麺が出て来ました。
食券を購入してから着席までの時間計算がされているようです。
万年ダイエッターながらも、行列の人気店とあれば大盛を頼まずにはいられない性分。
とはいえ、この美しいカーブを描く艶やかな麺を見れば、大盛にして良かったとむしろ思います。
添えられているトッピングの味玉まで艶めかしい輝きを放っています。
つけ汁は相当な粘度。
刻みタマネギ、柚子、芽ねぎが濃厚なスープの表面張力で浮いています。
これもサプライズなプレゼンテーションの、別皿のチャーシューとメンマ。
厳選された煮豚、肩ロース、鶏チャーシューとメンマ、筍ゆばの五種が盛られてれています。
早速、期待の麺から頂きます。
菅野製麺所と周郷がコラボした特製麺は福岡県産100%の国産小麦だけを使用したもの。
豚、鶏と五種類の魚介を1.5気圧の超高圧、136度の高温で炊いたスープは旨味が濃縮されています。
その濃厚なスープに、豊かな小麦の香りとすっきりとした喉越しを持つ滑らかな太麺が絡みます。
食べ応えがあるのに滑らかな喉越しの特製麺は、柔らかな筍メンマともしっくりと合います。
箸で割ります。
何度か麺をくぐらせたので、さすがに粘度が落ちて沈みがちですが、絶妙な半熟加減でした。
チャーシューも三種類あるので、その違いを楽しみながら食べ進みます。
スープ割り用に、わざわざ別のスープを用意するこだわりにも感動。
「よく混ぜてからお召し上がりください」
とスープ割りの食べ方にまでアドバイスをくれるお店の姿勢は大したもの。
完食、そして完飲です。
ちょうど私が食べ終わるタイミングで他のお客さんも食べ終わり、一斉に退店。
片付けが終わらないと、次のお客さんを案内する事はできません。
今日はツーオペでしたが、回転が遅い理由が分かった気がしました。
それでも再訪は必至です。
ごちそうさまでした。
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