最近残業続きなので、居酒屋巡りはお預けです。
その代わり「ラー活」を復活。
今日は錦糸町で途中下車して「真鯛らーめん 麺魚 本店」へ。
その存在はずっと知っていたのですが、ラーメン好きとしては恥ずかしながらの初訪問。
開店直後のブームでは行列が絶えなかったそうですが、今や都内に複数店を構えるとあって、さすがの本店も行列はありません。
気合を入れて来たのに、肩透かしです。
ラーメンの分類としては、王道からは外れるとはいえ、鯛出汁ラーメンが無いわけではありません。
しかし素材にこだわり、濃厚な旨味のスープを生み出したことが評価され、ラーメン界の風雲児となったことは確かです。
今では、いくつかの変化形も供しているようですが、お初の私は基本の真鯛らーめんと雑炊のセットを頂くことにします。
券売機のボタンが多すぎて迷ってしまいます。
私の後ろに人が待っていなかったのは幸いでした。
真鯛らーめん雑炊セットを購入。
店員さんに味玉の有無を聞くと、ついていないとのことで、慌てて追加で味玉も購入します。
愛媛県宇和島産の真鯛はもちろん、産地と素材にこだわりを感じる口上がカウンターに貼られています。
私には多すぎるので頼みませんでしたが、和え玉の食べ方の説明も書かれています。
わさび、柚子胡椒、生姜の薬味は卓上には置かれておらず、お願いすると出してくれる仕組み。
ものの数分でラーメンが出てきたのは驚きました。
らーめんにはピンク色のレアチャーシュー、柚子、小松菜、そしてトッピングした味玉がのっています。
強烈な磯の香りがします。
鯛の潮汁を目の前にしたようです。
一方、雑炊用のご飯には、焼鯛をほぐしたふりかけ、刻み青ネギ、柚子がのっています。
このふりかけは美味しそう。
早速頂きましょう。
まずはスープをひと口。
驚くほど濃厚な鯛出汁です。
「特製濃厚真鯛らーめん」という別メニューもありますが、それはこれより濃厚だとすると、いったいどれほどのものなのか想像も難しい感じです。
麺を引き上げます。
北海道産小麦を石臼で挽いた全粒粉麺は、エッジの立った固めの茹で加減がナイス。
強烈な鯛出汁を纏って、喉をくぐり抜けていきます。
雑炊にのっている焼鯛のふりかけをラーメンにオンして食べてみます。
更に「鯛感」が増して、旨い。
もちろんラーメンとご飯、となればラーメンライス。
雑炊の前にオン・ザ・ライスです。
ピンク色のレアチャーシューは低温調理の豚肉を桜のチップで燻したもの。
追加した味玉は、私好みの半熟加減でした。
慌てて追加した甲斐がありました。
麺を食べ終わり、締めの雑炊に着手します。
ご飯をラーメン丼に豪快に投入します。
このために、チャーシューや味玉も少し温存しておきました。
スープと一緒に雑炊を啜って驚きました。
ビックリするほどご飯と合うのです。
スープの風味まで変わるような気がします。
なんなら、ラーメンより雑炊の方が旨いかもしれません。
食べ手を選ぶラーメンではありますが、とてもユニークでした。
もっとも、1,360円払ってまた食べたいか、と言われるとそうでもないジャンルです。
真鯛らーめん 麺魚 本店 (ラーメン / 錦糸町駅、住吉駅、菊川駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。