向かったのは、再開発で立ち退きが完了した北口で、唯一ギリギリ最後まで営業を続けている鮨処「江戸安」。
私は先日も食べに来ましたが、なんと「立石の達人」しろくまさんが未訪と聞いてお誘いしました。
フェンスに囲まれた鳥房とゲームセンターの間の路地を入ります。
「呑んべ横丁」の看板が取り外された路地の向こうに灯りが見えます。
立石北口最後の灯り。
鮨処「江戸安」です。
入口に貼紙がありました。
10月21日の営業終了まで10日足らず。
しかし、来年5~6月頃に今の場所から少し北側の移転再開するという嬉しい知らせも貼ってありました。
暖簾を潜って店内へ。
「19時半の予約までなら大丈夫ですけど」
と下町人情の奥さんの有難いお言葉。
1時間あれば十分なので、お言葉に甘えて中ほどのテーブル席へ。
何を頼んでも美味しく、そしてリーズナブルであることは承知しています。
珍しく私が先輩風を吹かせて注文します。
一軒目の「宇ち多”」は梅割りでのスタートだったので、ここは生ビールで仕切り直しの乾杯です。
突き出しはひじきの煮物。
たまご好きの私が大のお気に入りが、ここの玉子焼き。
お刺身の盛り合わせもお願いしました。
ここはネタはもちろん美味しいのですが、美しい盛り付けが素敵です。
テーブルの上は一気に賑やかになります。
理想的な立石のはしご酒。
芋のロックを頼みます。
今日はちょっと飲み過ぎかもしれませんが、楽しいお酒だから良いでしょう。
お約束の1時間で切り上げてお会計。
奥の座敷では、小学校低学年と思しきお子さんを含む三世代ファミリーが楽しそうに晩ご飯を食べています。
我々のような外様の飲兵衛も訪れるお店ですが、地域密着のお寿司屋さんというのがこの店の良さ。
再開発後も、この下町人情のお店の灯りが絶えることなく引き継がれていることを願います。
来年、新店に訪れるのが楽しみです。
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