商店や屋台を覗きながらブラブラします。
妻が
「ここ美味しそうじゃない?冷麺だよ」
と言うので足を止めてネットで調べます。
12時前でしたが、既に賑わっています。
店内は改装されたのか、内装も什器も新しく、清潔で明るい雰囲気。
明洞など人気エリアにチェーン店を構え、狎鴎亭(アックジョン)本店には芸能人もよく訪れるそう。
お客はほとんどが韓国人で、我々のような旅行者はまばら。
隣のテーブルではオモニたちの女子会。
人気メニューであるボリューム満点の牛カルビの蒸し煮をシェアしています。この客層なら間違いありません。
テーブルに座ると、すぐにやかんが運ばれてきます。
冷麺などの冷たいメニューを注文した時に嬉しいサービス。
日本語も併記されたメニューを吟味の末、妻は餃子スープ、私は冷麺を頼みます。
親切な店員さんが、箸とスプーンが机の引き出しに入っていると教えてくれます。
餃子スープは、いわゆるマンドゥのスープ。
これでこそ冷麺です。
妻が冷麺をハサミで手際よく切ってくれます。
韓国冷麺はデフォルトが長いので、切る必要があるのです。
まずはスープをひと口。
牛のスープの旨みが凝縮されています。
仄かな甘みと酸味が、暑い日には嬉しい。
ハサミで切った麺を引き上げます。
麺は細くて固い咸興(ハムン)冷麺。巨大なマンドゥには豚肉の他にたっぷりの豆腐とニラが入っていて、とても柔らかく、大きさの割にヘルシーなもの。
スープもとても美味しい。
私は冷麺にキムチやカクテキ、細切り大根キムチを投入して味変。
韓国冷麺の美味しさを際立たせる茹で牛肉と茹で玉子もいい感じ。
妻はマンドゥを二つ食べたところでギブアップ。
私は二つ目のマンドゥも頂きます。
冷麺共々完食。
さすがにお腹いっぱいですが、この後の散歩できっと消化するでしょう。
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