今日は仕事が早く終わりました。
いつもなら立石か船橋で一杯飲むところですが、今日はラー活にします。
19時には閉店する門前仲町の人気店「こうかいぼう」に8年ぶりの訪問です。
お店に着いたのは18時10分過ぎ。
幸い行列はありません。
ちょうどお客さんが出たところで、すぐにカウンター席に案内されました。
奥さんの優しく丁寧な接客が心地よいのも変わりません。
さすがにお値段は変わっていて、頼もうと思った味付たまごらーめんは900円になっていました。
8年前はらーめん650円に味付たまご100円をトッピングしても750円だったのですが、これは致し方ない変化です。
カウンターの端の席で8年ぶりの店内を眺めます。
コロナ禍のなごりのアクリル板が、辛く厳しかった時代を思い起こさせます。
カウンターに貼られた「こうかいぼう らーめんのご紹介」を読みながらラーメンを待ちます。
毎日食べても飽きないラーメンを目指したという店主のこだわりを思い出し、期待が高まります。
水はシーガルフォーの浄水器。
我が家と同じです。
ネギ、海苔、そして味玉。
味玉に箸入れ。
まずはスープをひと口。
「おや?」
と思ったのがスープの温度。
私は夏の暑い時でもラーメンのスープはヤケドするほど熱々が良いのですが、もしかしてあえて温度を下げているのかと思うぬるさでした。
そして温度よりも気になったのはスープの味。
滋味深い優しい味ながらも、濃厚な味わいだったはずですが、むしろサラッとした飲み口。
「こんな味だったかなぁ」
と思いつつ、グルメ評論家でもない私の舌が間違っているのかもしれないと思い、麺を引き上げます。
菅野製麺所の特製たまご麺。
中太麺ですが、もっちりとして極太麺にも通じる食感と喉越しですが、茹で加減が少し柔らかいと感じました。
チャーシューとメンマは塩味が強く、思わず「しょっぱい」と思ってしまいました。
味玉に箸入れ。
濃い色の綺麗な黄身ですが、もうちょっと半熟が好みです。
いろいろと「?」の多かった一杯ですが、スープはそれでも飲み干しました。
お店は相変わらず地元の方で繁盛しているので、味が変わったとは思えません。
8年間の間に私が記憶を書き換えてしてしまったことと、最近トレンドのラーメンを食べ歩いたおかげで味覚や好みが変わったのでしょう。
ご夫婦でお会計の後のお見送りをしてくれる素晴らしい接客は全く変わっていませんでした。
もっと素直にラーメンを楽しまないといけないな、と思いました。
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