今日は恒例の家族の誕生日会。
今週誕生日を迎えた三男が主賓です。
お店は妻の友人がよく通うという印西市の創作中華料理「旬菜中房 和華(のどか)」。
先日その友人とランチに出かけて、とても美味しかったというので、ひと月ほど前に土曜日の13時で予約しました。
人気店なので、なかなか予約が取れないそうなのです。
私は初めて来たのですが、印旛沼湖畔を走る県道263号線沿いに建つお店は、ログハウス風の一軒家レストラン。
大きなウッドデッキも開放的な印象です。
そのウッドデッキからは印旛沼から東京湾へと間を流れる新川を望む、店名通りまさにのどかな風景が広がります。
一軒家レストランと呼ぶに相応しいロケーションと建物です。
店内もウッディでナチュラルかつ家庭的な雰囲気。
穏やかで優しい物腰の奥さんがメニューを説明してくださいます。
土日のランチは2,000円のコースのみ。
前菜、スープ、主菜二種までは決まりで、麺か飯はチョイスとなります。
デザートまで付いてこのお値段。
息子たちはもう少し食べたいかもしれないと思い、焼売2種と大根餅も追加でオーダーします。
まずは祝杯。
ハンドルキーパーは妻と次男に委ね、三男と私はエビスビール。
主菜に移ります。
前菜はインドマグロの冷菜。
ワカメと焼きナスと貝割れが添えられています。
「良い食材を使っている」
という妻の事前の説明に納得です。
その後に単品で頼んだ大根餅と焼売2種が出て来ます。
大根餅は二枚を四人で分けました。
今まで食べたことがない味わいと食感は和食かと思うほど。
焼売2種は鶏肉焼売と海老焼売。
いずれもみっしりとした肉や海老の旨味が凝縮しています。
どちらも追加で頼んで良かったと思う単品でした。
アルコールはビールから紹興酒にチェンジ。
1合の甕出しをロックで頂きます。
アイスペールの氷とチェイサーはお店の心配りだと感じます。
主菜に移ります。
海老と吉田みつ葉の天然塩炒め。
プリプリした海老が実に美味。
鮮魚の煎り焼き 揚げ茄子添え。
今日のお魚はイサキだそう。
醤油を感じる甘辛い味付けです。
いずれの料理も「和華(なごみ)」という店名通り、油控えめの優しい味付けで、中華でありながら和食のような印象を感じます。
最後は締め。
妻と次男が頼んだ北海タコとトウモロコシの炒飯。
素材の選び方からしてユニークです。
息子の炒飯をひと口分けてもらいましたが、確かに中華の炒飯なのですが、やっぱりそうでもないような「のどかオリジナル」。
トマトの酸味が暑い夏にはピッタリ。
細麺も、まるでそうめんを食べているような涼味を感じます。
デザートは杏仁豆富。
もちろん本物杏仁です。
梅シロップに浸っていて、甘さと酸味のコラボが、これまた夏にピッタリです。
料理が出て来るタイミングもゆっくりで、料理を味わいながら、会話を楽しみながら、慌ただしい日常を忘れることができるのが、このお店の最大のおもてなしなのだ、というのが私の感想。
田舎の親戚の家で、心の籠った手料理のおもてなしを受けたような、アットホームで美味しいお店でした。
お会計は単品も追加してお酒も飲んで、4人でなんと驚きの12,000円。
夜のコースも食べてみたいものです。
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