2011年12月20日火曜日

ホームグラウンド京成立石で転勤前最後のハシゴ。5軒回ってお約束通り乗り過ごし

今の職場に異動して最初の局会で「趣味は自転車とB級グルメと葛飾区の下町居酒屋です」と自己紹介したところ何人かからビビッドな反応がありました。
そんな中の一人、新宿ゴールデン街を得意エリアとする女性のT部長からI局長経由でお手合わせの申し入れ。
ならば、台東区を得意エリアとする同期のY部長も交えての交流戦を、と相成りました。

私の転勤が決まってから会が開催されることもあり、私の送別会を兼ねて送別される私が好きな店を好きなだけハシゴするという贅沢なセンベロ企画。

舞台は京成立石
葛飾区の数ある飲み屋街で私が最も愛する街。
大阪転勤前にお別れを告げなければならない店の中からから厳選した店を回る計画。
昼酒の聖地ということもあり、スタートは早め。
1時間時間休を取って16時半に会社を出発。

まず振り出しは線路沿いの串かつ毘利軒


立石に何軒かある串かつ屋の中で、私が最も大阪のテイストに近いと評価している店です。


名物、紅しょうが豚巻き


もちろんソースの二度づけはお断り。


さっくりと生ビール串かつ3本を立ち飲みで。



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続いて立石が初めての方をご案内するならば外せない名店、宇ち多”へと向かいます。


早く会社を出た最大の理由はこの店を訪れるため。
平日は19時には閉店、しかも18時過ぎには売り切れるネタが続出するのです。

戦後を思い起こさせる板張りの壁とコンクリの土間に裸電球。
関東有数のもつ焼き好きの聖地
異様な熱気でいつも満員行列の店です。

ここで飲み物といえば梅割り
謎の梅エキスを加えた宝焼酎のストレートです。


最初はいつもお新香のお酢かけ煮込み


昼過ぎの開店時なら希少部位を多めに入れてもらうこともできます。


ハツナマお酢かけ
コリコリとした食感が堪りません。


レバたれ若焼き

符牒のようなオーダーの仕方に同行者は戸惑い気味ですが、慣れれば簡単。
「肉の部位」×「味」×「焼き加減」+「お酢かけ(味なしの場合のみ)」という仕組み。



シロたれよく焼き
これはいつもよく焼きで。


立石らしいディープな雰囲気を味わっていただいたところで、河岸を変えます。
長っ尻は無用。


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3軒目は生ホッピーが飲めるへ。





生ホッピーとは、通常の瓶に入っているものではなく、生ビールサーバーのようなものから注ぐものを言います。
生ビールが熱処理をしていないのに対し、生ホッピーは加熱処理されています。(時間は瓶よりは短いそうですが)
そういう意味で、生ホッピーとは「生ビールのように注がれるホッピー」と言うのが正しいようです。

よく冷えたジョッキに、よく冷えた焼酎を入れ、更によく冷えた樽ホッピーを生ビールサーバーから注ぐ、というわけです。
こうすることにより、きちんと氷で薄まったりすることのない冷えたホッピーが飲めるのです。




生ビールサーバーを使ってホッピーを注ぐことで、きめ細かい泡が立ち、まるで生ビールの様なクリーミーな泡が楽しめます。
一般的に居酒屋で出される、氷入りのナカ、ソトでは絶対に味わえないマイルドかつストレートな味になるのです。



生ホッピーが売りの店とはいえ、もつ焼きも含め総合居酒屋としての実力もなかなかの店。
ツマミは何を頼んでもはずれません。

この紅しょうが0円
つまりサービス。


マカロニサラダ


ハムカツ
これがサクサクして実に旨い。



さて、駆け足で3軒回りましたが、次は少し腰を落ち着けて。
私が大好きな、立石らしくない店へ。






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戦後の青線風情が色濃く残る呑んべ横丁の路地にあるおでんや



普段は寡黙ながら、波長が合うと饒舌になる店主。
彼との掛け合いも楽しいのですが、実は彼の料理の腕前は大した物。
薄口のおでん、豊富な品ぞろえの焼酎などなかなかの隠れた名店です。




ここではちょっと腰を据え、店主と絡みつつもI局長、Y部長、T部長と酒場にまつわる四方山話を。
吉田類の世界そのままです。




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さて、立石ハシゴツアーも5軒目。
締めはここ、と私がいつも決めている餃子の店蘭州


家族経営で心温まる料理ともてなしが嬉しい店。
ここは何と言っても水餃子に尽きます。
ツヤツヤと輝く瑞々しい水餃子は、注文を受けてから奥さんが一個一個手作り。
ご主人が大鍋でいい塩梅に茹でて出来上がり。


もちろん焼き餃子も絶品。


香菜をかけると更に風味が良くなります。
これは裏技


餃子そのものに味があるので、私は辣油だけでいただきます。


これも裏技ですが、お願いすれば香酢を出してくれますので、それでいただくのもまたよし。


通称恐竜卵と言われる烏龍茶卵


牛すじにも香菜をかけて。


頼んではいけないとわかっていて頼んでしまう老龍口
高粱で作られた白酒、42度です。



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すっかり満足、大好きな街の大好きな店を回り、それぞれに名残を惜しみながらお開き。
スタートが早かったので解散は22時過ぎ。

ですが、立石で飲んだ時のお決まり通り気がついたら京成成田駅でした。
ごちそうになった以上のタクシー代を使って帰宅。
転勤前最後の乗り過ごしで立石ツアーは締めくくられました。


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2 件のコメント:

  1. あ〜また行きたいですね!
    このコースは素敵すぎます!

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    1. オニオンさま

      ようこそブログへお運び下さいました。
      あの時は楽しかったですね。
      大阪にいらっしゃることがあれば是非お声がけください。

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