いささか大袈裟でもあり、しかもブランチという呼び方には程遠いかもしれません。
その店は難波のうどん屋千とせ。
難波花月の裏、吉本芸人御用達のこの店の名物は肉吸い。
吉本新喜劇の俳優である花紀京が出番の空き時間に店を訪れ、二日酔いで軽く食事をしたかったために「肉うどん、うどん抜きで」と注文し、先代の店主がそれに応えたことから始まり、その後、クチコミで世間に広まり店一番の人気メニューとなったとか。
「肉吸いを食べた芸人は売れる」との伝説もあり今でも若手芸人がゲンを担いで訪れるそうです。
そんな都市伝説が更なる伝説を生み、吉本追っかけギャルの行列が出来る店となっています。
私は11時20分から並んで20分弱で入店。
今日は暖かい日だったので良かったですが、冬は堪えそう。
そもそもは普通のうどん屋ですからメニューは一般的なラインナップなのですが、ほぼ全員が肉吸いを注文。
私は肉吸いとうふ入りと卵かけごはん(小)を注文。
いかにも町のうどん屋さんといった風情。
卓上の卵かけご飯専用の醤油にも期待が高まります。
注文から5分ほど、お待ちかねのブランチが運ばれてきました。
ヴィジュアル文句なし!
とうふ入りで正解。
七味をかけて頂きます。
一方の卵かけご飯。
ご飯が固めてよそってあるので、卵が浮いたようなプレゼンス。
まずはごちょごちょと混ぜて。
卓上の卵かけご飯用の醤油を入れて。
あ~、幸せだ。。。
お新香も何気に旨し。
再び肉吸い。
半熟玉子が底から現れました。
牛バラ肉から出た脂とうどん出汁と卵の黄身が渾然一体となった素晴らしい食味。
当然、完食。
食後は今宮戎から新世界まで散歩。
春の訪れを感じさせる気持ち良い陽気にハードだった一週間の疲れもほぐれていきました。
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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