今月は仕事の上がりが早いので、地元の東天満、天神橋筋商店街界隈のお店で晩ご飯を食べています。
今日は天三(天神橋筋商店街三丁目)の典型的な下町食堂の佇まいのお食事処 いづみやを覗いてみました。
工夫を凝らした店頭のお手製ポスターは微笑ましい限り。
ショーケースには「たかがオムライス、されどオムライス」と書かれています。
暖簾をくぐるといかにもな昭和食堂。
こういう店も少なくなりました。
焼魚定食はかなりお値打ち。
ランチタイムはご近所さんで賑わうのでしょうか。
卓上のメニューは定食、麺類、丼とこれまた食堂の定番ばかり。
価格も相場より安く、古くからこの地で営んでいるからこそできる低価格と思われます。
私は表の看板に書いてあったオムライス&ちょっとうどんをお願いしました。
ソースはドミグラス。
うどんは小さなお椀に入っています。
オムライスはトロッとしたオムで包まれています。
うどんは細めの大阪うどん。
モチっとした食感。
洋食の代表選手と麺類の代表選手。
炭水化物という共通項以外全くのミスマッチともいえるこの組み合わせもなんだか似合う気がするから不思議です。
素朴な昔ながらの味わい。
私が食べている間に年配の地元客が二組入って来ました。
どちらの方も常連さんらしく、明るい接客の奥さんと世間話。
こういう風景も見なくなって随分たつような気がします。
お会計をするとまいどくじという紙をくれました。
またお店に来てもらおうという古典的なサービス。
表の看板といい、この店のご夫婦の創作意欲には敬服します。
厨房で料理を作るご主人と、ホール係の奥さん。
お二人とも下町人情溢れる人柄と接客で、地元の常連さんとの触れ合いは見ていて気持ちの良いもの。
店を出る時、一見の私にも常連さんと同じように温かい言葉をかけて下さいました。
ごちそうさま。
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