67,000人の人口のおよそ4分の1が沖縄出身者と言われています。
明治以降工業化が進み、昭和に入って大工場に働き口を求めて沖縄県から移住者が多く集まったことが、現在も続く沖縄県出身者のコミュニティ形成の歴史となっています。
区内唯一の鉄道はJR環状線と地下鉄長堀鶴見緑地線の大正駅のみ。
ガード下には沖縄料理店が軒を連ねます。
大正区を南北に貫く大正通が唯一の幹線道路。
頻繁に走る市バスが区民の足。
東側の裏通りに目指す店がありました。
大正沖縄会館。
その向かいにあるのが沖縄そば 一品料理 ピコ。
カウンターとテーブル席が3つ。
こじんまりとした店には沖縄なまりの言葉が飛び交っています。
ウチナーンチュに囲まれたナイチャーは私1人。
ペットボトルに並々と入った麦茶がドンっとテーブルに置かれました。
「あの~、ゴーヤチャンプルと沖縄そばを・・・。」
「定食にしますか?」
「えっ?」
「そばは定食にしますか?」
そんなに食べれないでしょう。
「どちらも一品で。ご飯はいりません」
ようやく意志が通じたようです。
フー。
混雑していて出て来るまで少し待ちました。
正しい沖縄そばの面構え。
ゴーヤチャンプルのゴーヤはざく切り。
美味しそう。
沖縄の食堂の雰囲気。
わざわざ自転車に乗って来た甲斐がありました。
沖縄そばにはもちろんコーレーグス(島とうがらし)。
そばと呼ばれていますが、製法的にはかん水を使った中華麺。
豚とカツオのスープはゴクゴク飲めちゃいます。
三枚肉と沖縄カマボコ。
ゴーヤチャンプルにはもちろんスパムと島豆腐。
ひっきりなしにお客さんが訪れる人気店。
チャンプルをつまみに昼酒を飲む人もいて、実にいい感じ。
また来てみたいな、と思いながらお会計を済ませました。
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