その時に名前が出たのが肥後橋南蛮亭。
焼鳥屋ですが、ランチに激辛カレーを出す店として知られています。
私のお気に入り、西天満の辛口飯屋 森元のママをして「ハチ亡きあと、大阪で一番辛い」と言わしめる南蛮亭のチキンカレー。
私は完食しましたが、Ｍ部長もＷ君も完食出来なかったこのカレーを食べさせようという、転勤者の洗礼。
私は週替わりの馬すじカレーというのが気になって注文しました。
熊本産とカナダ産の馬筋をたっぷりの野菜と和風出汁でトロトロになるまで煮込み、スパイスと八丁味噌で仕上げた、とあります。
定番のピクルスも添えられています。
たっぷりのネギがのっています。
馬肉は癖がなくビタミンも豊富なヘルシー食材。
小さなじゃがいもがコロコロ入っています。
馬筋はカレーに溶けていて原形をとどめていません。
馬すじカレーだけにウマすぎ、と心の中でダジャレ。
隣では鳥丼を食べているＭ部長とＷ君が
「多いですよねぇ。ご飯」
とつぶやいています。
ここはご飯がデフォルトで多いのを、私もうっかり忘れていました。
後半かなり苦しくなってきましたが、なんとか完食。
ご飯少なめと言わなければいけませんでした。
私の胃袋は着実に小さくなってきているようです。
私の向かいではＹ君が無言でチキンカレーと週替わりカレーのハーフ＆ハーフと格闘中。
顔面から汗を噴き出しながら見事に激辛チキンカレーをやっつけ、後半の馬すじカレーもクリア。
あっぱれな食べっぷりに一同から賞賛の声。
帰る道すがら、昨夜「ジムに行く」と言って聞かないＭ部長を強引に誘って３人で旬菜織部で晩ご飯を食べた話を聞きました。
「本当は飲みたかったんですけど、Ｍ部長がどうしてもジムに行くって言い張るんですよ」
とＷ君。
「ボクササイズしながらサンマが口から出て来そうでした」
とＭ部長。
「健康の為にジムに行ってるのに、通い過ぎて身体壊して、本社で笑い者になるよ」
と私。
肥後橋の交差点で一同大笑い。
楽しい職場になってきました。
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