先日一緒に十三を4軒ハシゴしたワイン好きの飲み友達Aちゃんに、天満にあるワインに合う美味しい料理を食べさせてくれる洋食屋と隠れ家ワインバーを紹介しようという企画。
彼女の仕事の都合で21時に天満駅で待ち合わせ。
お連れしたのはごめんねジロー。
天満市場の北に広がる路地裏飲食店街の一角。
この店は一回転目しか予約を取りません。
二回転目は希望の時間を店に伝えて、その時間の30分前に電話して状況を確認するスタイル。
呼び出し電話もしてくれるので、近くのショットバーで時間待ちもできます。
今日は幸い仮予約した21時に二席空いたとのことで、めでたくオンタイムでチェックイン。
乾杯!
21時まで我慢した今日最初のアルコールは至福の旨さ。
たちまち飲み干して白ワインのグラスにチェンジ。
前菜の盛り合わせ。
料理の品定めはAちゃんに任せましたが、どれも美味しそうなので彼女も悩んで決められません。
「タルタルソースとデミグラスソースが美味しいから、そういう料理を選んだら?」
と彼女にアドバイス。
何品かオーダーし赤ワインのボトルにしました。
チリのカベルネソーヴィニヨンですが、実にバランスの取れた高CPワイン。
この店ではなんと1,900円で出してくれます。
私が選んだ定番のジロー風牛タタキ。
柔らかくて、濃厚なソースとマッチ。
Aちゃんのチョイスはカキフライ。
このタルタルソースが絶品なんです。
卵好きの私には堪りません。
たっぷり付けて。
ちょっとエビフライ。
ユニークなネーミングですが、ボリュームは「ちょっと」ではありません。
しかしお値段は280円と「ちょっと」。
もちろんこれもタルタルソースをたっぷり付けて頂きます。
茄子と若鶏の生姜焼。
揚げた茄子の照りと鶏肉の焦げ目が美しい一品です。
ドミグラスソースからAちゃんが選んだのはハンバーグ。
これはマストアイテムです。
注文を受けてから手捏ねして焼くハンバーグはボリューム満点。
みっしりとした重量感。
濃厚なドミグラスソースと相まって食べごたえ十分。
「玉子料理は頼まなくていいんですか?」
と私の卵好きを知るAちゃん。
「ありがとう。オムライスを締めに食べようよ」
出てきたオムライスはこれまた重厚長大。
断面撮影の儀式。
ハンバーグに負けず劣らずみっしりと詰まったチキンライスを大きな薄焼き卵でくるんでいます。
内面が絶妙な半熟具合なのが素晴らしい技。
デミグラスソース二景。
この店は4、5回目ですが、初めてジローさんと親しくお話出来ました。
「本名はジローじゃないんですよ。店の名前を考えていたら夢にごめんねジローって言葉が出てきて、それをそのまま店名にしたんです」
年齢も実は私に近いことを知って驚きました。
もっと若いと思っていたので意外。
見事な鍋さばきと美味しい料理、そして気さくなマスター。
何より驚きの低価格は今日も@3,000円ちょっと。
ごちそうさま、ジローさん。
一軒目で美味しい洋食を食べながらワインを楽しんだ我々は二軒目へ。
ワイン好きのAちゃんに教えてあげようと連れてきたのは北区浪花町の路地裏にある隠れ家ワインバーあんくるん。
素敵な女主人が経営する小さな酒場は、知っていないと絶対見つからない民家の中。
彼女のセレクトでオススメのリーズナブルなワインがグラスで飲める店です。
今日は白を。
Aちゃんは個性的なジュラのシャルドネ。
私はキリッとした地元大阪羽曳野の夢あすか。
ワイン好きの彼女は、私の予想通りこの店を気に入ってくれたようです。
行動的な彼女は一人でも来るはず。
オーナーのTちゃんとフェイスブックでお友だちにしてあげました。
気がつけば終電間際。
再び振り出しの天満駅に戻り解散となりました。
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