金曜日に休暇を取って、二泊三日で香川県に讃岐うどんを食べにツーリングに行く計画を立てていましたが、天気予報は無情にも週末の雨を告げています。
そこで出発前日に急遽方針を変更し、天候が落ち着いている鳥取県を旅の目的地にしました。
鳥取道も全線開通し、かねてから気になっていた山陰のB級グルメ探訪にバイクで行けるいい機会。
出発前日に決めたので、事前のリサーチは十分ではありませんでしたが、狙いはほぼ定まっていました。
大阪から3時間、ずっと行きたかった鳥取砂丘。
西側からアプローチしたので、観光客にも会わず、広大な砂丘を独り占め。
気温はぐんぐん上がって汗ばむ陽気です。
鳥取市でのターゲットはホルモン焼きそば。
牛の生産地として古くから栄えた土地柄が生んだご当地B級グルメ。
鳥取駅からもさほど遠くはないのですが、閑静な住宅街にあるまつやホルモン店。
何とも味わい深い店構えです。
年季の入った店内。
カウンターには使い込まれた大きな鉄板が2つ。
鍋のおでんも美味しそう。
お酒のラインナップを見ると、大好きな島美人や赤霧島がありました。
夜に来たくなる店です。
ホルモン焼きのお店ですから、納得のラインナップ。
名物のホルモンそばを始めとする焼きそば類は、夜の〆だったものがランチでも食べられるようになったとか。
卓上には各種のタレ。
お母さんがホルモンとネギを鉄板で炒めます。
秘伝の味噌ダレも加えて更に炒めます。
「にんにく入れてもいいですか?」
と聞かれたので、もちろんお願いしました。
先代以来創業50年以上。
このタレが美味しさの秘密。
中華麺をほぐして加えます。
結構な量です。
更に味噌ダレを加えて炒めます。
タレが器に入って出てきました。
いよいよです。
出来上がりました。
「ホルモンはタレにつけて食べてくださいね。麺はあんまりつけると辛いから」
とお母さん。
ピリ辛の味噌ダレは濃厚でホルモンにピッタリ。
教わったとおりにいただきます。
日本蕎麦のように麺の先だけちょっとつけるのが正解。
ホルモン好き、麺好きの私には実に嬉しい料理。
私が食べ始めた頃から、続々とお客さんが入ってきました。
たちまち満員です。
もちろん地元の方ばかり。
オーダーも決まっているようです。
1.5とか、2とか、小ライス、などとオーダーが飛び交います。
どうやら一人で二人前食べる猛者もいるようです。
私の隣の3人連れは4人前をオーダーして分けています。
別の鉄板では若いサラリーマンが二人で4人前。
中太の中華麺と鮮度のいいホルモン、そして秘伝のピリ辛味噌ダレ。
絶妙のコンビネーションは、文句なしの超B級グルメ。
どうやら、今回の旅も楽しくなりそうです。
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まつやホルモン店 (ホルモン / 鳥取駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.3
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