山間の国道368号線を走ります。
美しい水を湛えた櫛田川上流。
朝ご飯を食べようと立ち寄った道の駅 茶倉。
山小屋風の建物です。
9時の開店と同時に訪れました。
うどんの種類が豊富だというので、朝ご飯はここで食べようと思って来たのです。
ところが鍋に火を入れたばかりで、食事は10時過ぎないと支度ができないと言われてがっくり。
近くに日本棚田百選の一つに選ばれている深野の棚田というのがあるというのです。
国道168号線から急な山道を登った先に棚田はありました。
いつまでも残しておきたい美しい日本の原風景。
国道168号線を西に進むと、川の色も深みを増してきます。
ここは一般的な道の駅よりもかなり大きく、日帰り温泉、おみやげ、産直販売、レストラン、そして早朝喫茶や体験教室、リラクゼーションまである複合レジャー施設です。
朝ご飯は食べ損ねましたが、温泉には10時のオープンと同時にチェックイン。
640円の入浴料を払って朝風呂です。
クセの無い泉質です。
色んな種類のお風呂があって長湯も退屈しません。
手入れも行き届いていて、とても清潔なのも高評価。
たっぷり一時間半は湯浴みをしたでしょうか。
命の洗濯で心身ともにリラックス。
風呂上がりに併設されているレストランいいたかでランチ。
もう腹ペコです。
店に入ると順番待ち。
名前を書いて待合のベンチに座ります。
会話の様子から、地元客が多いようです。
貴重な娯楽スポットでもあり、外食のお店でもあるのでしょう。
待っている間にメニューをチェック。
今日までの夏限定メニューにも食指が動きましたが、私の目にとまったのは松坂牛丼。
もう一つ気になったのはそば。
大阪では美味しいそばがなかなか食べられませんが、ここは地元のそば粉を使った二八そば。
ざるそばも頼んじゃいましょう。
丁度12時過ぎだったこともあって、15分待ち。
ようやくテーブルに案内されました。
どいなか寿司というのがありました。
揚げの代わりにこんにゃくを使ったいなり寿司というアイデア商品。
気になりましたが、そんなには食べられません。
ざるそばはそこそこボリュームがありますので、お値打ち。
薬味のネギもたっぷり。
美味しそうです。
続けて松坂牛丼の到着です。
注文したときに
「大盛もできますよ」
と言われたのは、ざるそばまで食べる大食漢だと思われたからでしょう。
ざるそばも食べるので、逆にご飯は少な目でお願いしました。
すき焼き風の仕立て。
味噌汁は赤だし。
小鉢でポテサラが付いてきました。
お新香。
糸こんにゃくやきのこが入って、山間の道の駅らしい食材が使われています。
甘辛いすき焼き風の味は、私の好み。
松坂牛を使った贅沢な牛丼です。
ふた口ほど食べて、はたと気が付きました。
「すき焼き風牛丼なら生卵は必須だ」
私としたことがぬかっていました。
もちろんメニューに生卵など書いてありませんが、何とかなるはずです。
「すいません、生卵もらえますか?」
「はい!」
とあっさりOKです。
粗めに溶いて牛丼の上にかけ回します。
こうでなければ。
たまごかけ風に泡立っています。
1,340円の牛丼。
ウマウマです。
一方のざるそば。
この道の駅ではそば打ち体験もできるほどですから、メーカーからの仕入れ麺とは違ってそばの風味がしっかりと感じられます。
ツルツルと手繰って。
満腹です。
贅沢なランチでした。
帰りは山越えで奈良県に入り、宇陀の古い城下町を見学して、早い時間に家に帰りました。
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レストラン いいたか (そば(蕎麦) / 松阪市その他)
昼総合点★★★☆☆ 3.3
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