ここの麻婆豆腐や坦々麺を称賛する友人が多いのですが、私は未訪。
狭い店というのもあるのですが、予約がなかなか取れず、かなり前もって押さえなければならないからです。
この日は飲み友達Aちゃんと二人で行くべく三週間前に予約したのですが、なんと体調不良でドタキャン。
途方に暮れていた所に、別の飲み友達Mちゃんから来週のランチのお誘いメールが来ました。
私はその彼に
「急な話で申し訳ないですが、今晩善道の予約があるんですけど行きませんか?」
と返信したところ、二つ返事でOKのメール。
18時半にやまやの前で待ち合わせしてお店に向かいました。
もちろん今日も満席です。
カウンター席にはナッツの突出しがセッティングされていました。
場所柄同伴客が多いと聞いていましたが、今日は女子会や接待サラリーマンばかり。
生ビールで乾杯。
グルメなMちゃんも実はこの店は初めて。
辛いものが旨いという評判。
メニューの前菜からよだれ鶏。
柔らかい蒸したよだれ鶏とピリ辛のソースがアテにぴったり。
もう一品はゆで豚バラ肉とキュウリの香料ソース。
ソースの辛さに深みがあって、生ビールが進む美味しさです。
もう一杯お代わり。
次は紹興酒。
甕だしです。
一品からふわトロかに玉をチョイス。
醤油、オイスター、塩の三種類の味から選べますが、私は塩を推しました。
みずちゃんもそれに賛同。
「あの甘酸っぱい東京の天津飯は許せないですよね」
とここでも意気投合。
綺麗に厚みのある形に焼きあげています。
塩ダレの色合いやトロミも間違いなさそうです。
たまご好きの私が太鼓判。
みずちゃんの機転で取り置いておいたよだれ鶏の香料ソースを加えて味の変化を楽しみます。
いよいよこの店評判のメニューに取りかかります。
麻婆豆腐。
山椒と豆鼓がしっかり。
辛いのが好きな私にはちょうどいいレベル。
ご飯を頼んだMちゃんの気持ちはよくわかりますが、 私は炭水化物はセーブ。
もう一杯紹興酒のロック。
〆は麺。
もちろん坦々麺です。
ゴマと辣油の良い色です。
細麺とスープが絡まり、実に美味。
予約無しで狙うなら、この時間帯なのでしょう。
善道で絶品四川料理を食べて私のホームグラウンド、南森町のホワイトラベルへMちゃんをお連れしようと思ったら、彼が急に
「一軒だけ寄らせて。小中の後輩がやってる店に顔出したいねん」
と言って私を2号線沿いのビルに連れていきました。
ワインバーTre・Tre。
落ち着いた雰囲気。
カウンターとテーブルが一卓の小さな店。
私はピノ・ノワールにしました。
澄んだ赤色が美しい。
乾杯。
Mちゃんの小中の後輩だという女性オーナーは美人で気さくな方。
チーズとドライフルーツを綺麗に盛り付けて出してくれました。
最初は私たちだけだったのに、たちまちお客さんが三組やってきて、ほぼ満席となりました。
グラスを空けたのを潮時に店を出ることにしました。
次は私のお店へ。
タクシーで南森町へ。
私のホームグラウンド、バーホワイトラベル。
お決まりのハイボールで乾杯します。
そしてこれも定番のタマゴサンド。
でも中の玉子は日によってアレンジ。
「これ、クミンいれてるよね」
とMちゃん。
グルメで舌が肥えているので、すぐわかります。
「カレーっぽい感じになりますよね」
と私。
Mちゃんのウイスキーにまつわる思い出話に耳を傾けます。
ボードにあった岩井というブランドが気になってストレートで飲みました。
信州の本坊酒造が造るマルスウイスキー。
話は尽きませんが時計は23時。
早く寝ないとダメはMちゃんはもう眠たそう。
私も旅行疲れが残っていたので今日はお開きです。
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