部屋飲みで仕上げした後爆睡し、早起き。
今日は、今回の旅の目的地長崎へ向かいます。
JR九州のインターネット予約でほぼ半額で購入した特急かもめのチケットを博多駅でピックアップしてホームへ。
2時間の快適な列車の旅。
やっぱり飛行機よりも鉄道の方が好きなのは、元鉄ちゃんだからでしょうか。
干潮の有明海を横目に電車は快走します。
終着駅長崎。
線路止めが旅情をそそります。
前回の旅で覚えた長崎の路面電車のルート。
迷わずに乗車して思案橋へ向かいます。
夜は賑やかな繁華街ですが、昼はまた違う表情を見せています。
長崎食べ歩きの一軒目は、九州最古の喫茶店と言われるツル茶ん。
といっても。コーヒーを飲みに来たわけではありません。
この喫茶店は豊富な種類のトルコライスを出すことでも知られる、食事関係が充実したお店。
なんともレトロな雰囲気。
タイムスリップ感満載です。
奥のテーブル席に案内されました。
早速メニューをチェック。
「異国文化の地長崎に誕生し、60年 長崎独自のクロスオーバー洋食をお楽しみください」
とメニューに書かれています。
トルコ三四郎、ヴェリートルコ、Ryomaトルコなど真面目なのか洒落なのかわからないネーミングも含めて9種類のトルコライスがラインナップ。
なかなかの品揃えです。
不思議な店名の由来についても口上がありました。
隣のテーブルでは、私と同年代と思われる男性が関係不詳の相当高齢な女性二人と一緒にトルコライスを食べながら、柔らかい長崎弁で談笑しています。
前回長崎に来た時も感じましたが、ボリューム満点で脂っこいトルコライスを平気で平らげる年配の方を見かけるにつけ、いかに郷土料理として定着しているかを実感しました。
私が注文した昔なつかしトルコライスが運ばれてきました。
バターライス。
ポークカツにカレールー。
ナポリタン。
役者は勢揃いです。
私はアイスコーヒーを頼みました。
ホープカツは薄く叩いた豚肉に厚手の衣。
もちろんサックリ揚げたてです。
トルコライスは店ごとに組み合わせやソースに違いがあります。
この店の基本型である昔なつかしトルコライスは、デミグラスソースではなく、カレーでした。
たっぷりのバターライスの上にナポリタンとポークカツがのり、その上からカレールーがかかったこの料理は、さながら洋食の小宇宙。
自分流にグチャグチャとかき混ぜて食べ進みます。
洋食で付け合せに使われるナポリタンが私は大好きなのですが、それが主役の一人として山盛り入っているのも私が長崎トルコが好きな理由。
大阪トルコとはここが異なります。
朝から何も食べていないので、エンジンが暖まった感じです。
軍艦島上陸ツアーに出発する前にもう一食。
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ツル茶ん (喫茶店 / 思案橋駅、正覚寺下駅、観光通駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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