それから工場内を正門へと戻りながら、ツアーではゆっくり見れなかった施設を巡ってからランチ。
時計は12時を回っています。
正門を出て駅前の交差点を右に曲がってすぐ、歩いて3分ほどのところにある柿崎商店。
店の前にはトロ箱が並んでいます。
ここは鮮魚店。
ガラスの引き戸をあけて中に入ると、北の海の幸が並んでいます。
お馴染みの魚に混じって珍しい魚も。
ニッカウヰスキーはもちろんですが、日本酒やワインなど品揃えも豊富。
これからランチを食べるお店は、この柿崎商店が経営する海鮮工房。
鮮魚店と酒屋の間の階段を上がって二階へ。
入口のメニューは食品サンプルや写真。
この店で食べると決めてから調査、研究を重ね、うにいくら丼と決めて来ました。
実際にはうにいくら丼というものはなく、うに丼にいくらをトッピングするというもの。
うに丼は時価。
今日は白カップうにが1,910円です。
それにいくらを50gトッピング。
他にも色々食べたいのでご飯は少な目でお願いしました。
「お値段は変わりませんけど」
とお店の方。
「いえ、構いません。食べきれないと困るからなので。あ、でも上は少な目じゃないですよ」
と私。
もうひとつ決めてきたのはほっけ焼。
大好物なのです。
大根おろしが50円で別売りというのがなんとも渋い。
短冊は定番以外の今日のメニュー。
甘えびが食べたかったのですが、お店の人に時期ではないと言われたので、ほっき貝にしました。
食券を受け取って窓際のカウンター席へ。
オオバコで町の食堂のようです。
もっとも今日は朝から余市蒸留所の試飲会場でウイスキーの雪見酒。
既に体内にはアルコールが注入済みで、順番が逆ですが、やっぱりビールは旨い。
いつの間にか店内は満席。
入口の食券売り場には行列が出来ています。
いいタイミングでした。
ほっけ焼とほっき貝が出て来ました。
惚れ惚れする魚体。
北海道らしい貝。
ヒモまで全部独り占め。
そこへ主役のうにいくら丼が到着しました。
素晴らしいランチ。
注文した時は
「果たして食べれるのか」
と思いましたが、唾液も胃液も分泌されて全く問題なさそうです。
崩すのが惜しい美しさ。
味噌汁付き。
もちろんヒモまでひとつ丸ごと私のもの。
大好物のほっけ焼。
脂ののった肉厚の身。
骨の周りが特に旨いのです。
手が付けるのがもったいないうにいくら丼ですが、そろそろ取り掛かることにします。
まずはうにの部分から。
続いていくらを。
更にミックスで。
ふんだんにうにといくらがのっているので、豪快に食べても大丈夫。
少な目にしてもらったとはいえ、ご飯の量はそれなりにあります。
むしろご飯が足りなくなりそうな、普段とは逆のライスコントロールが求められます。
嬉しい悲鳴。
かなり食べ進んだはずなのに、まだ半分です。
美しく、舌の上で蕩けるうに。
はるばる北海道に来た甲斐がありました。
このあたりでお腹いっぱいですが、もちろん完食。
途中で生ビールをおかわりしたかったのですが、入口の食券売り場が大行列。
それだけのために何分も並ぶのは時間がもったいないと断念しましたが、それだけが残念でした。
珠玉の北の海の幸たちに感謝し、再びニッカウヰスキー余市蒸留所へ戻りました。
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柿崎商店 海鮮工房 (魚介・海鮮料理 / 余市駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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