もちろん女子ですから、女子好みのお店で。
福島駅そばにあるトゥッティ ア ターボラ。
バル的なイタリアンです。
何度か行ったことのある十三のリストランテ バル ヴァリオの姉妹店ということで気になっていたのですが、初訪問。
2階の窓際席。
通りを行き交う車や人が見えて、活気を感じます。
青山通りのような洒落た感じはありませんが。
まずは生ビール。
お酒の前菜。
メニューを眺めて組み立てを考えます。
「数量限定、レストランだと3倍します!!」
と書いてあります。
これは頼まないといけません。
本日の無農薬ベビーリーフのシェフサラダ。
料理の名前を読むだけでも気恥ずかしくなります。
1日5食限定のフォアグラのソテー。
このトロリ感が堪りません。
順番が逆になりましたが、ようやく出て来た前菜5種盛り合わせ。
何とも女子的でこそばゆい料理の数々。
十三の店も料理は似ていますが、そちらの店構えはビニシー系なので私は落ち着くのですが、ここはシックなのでどうにも落ち着きません。
でも向かいに座るHちゃんは楽しそう。
バゲット。
私は白ワインをグラスで貰いました。
その後赤ワインをボトルで。
そこへグツグツと煮えたきのこのアヒージョが出て来ました。
これは私の好物なのです。
このためにキープしておいたパンにつけて頂きます。
パンを食べてしまったHちゃんにバゲットを半分分けてあげました。
止まることのないトークのHちゃん。
私はもっぱら聞き役です。
ワインを飲み、きのこのアヒージョをつついているうちに店員さんが現れました。
「ラストオーダーのお時間です」
え、もう?と私は驚きました。
そういえば予約した時に2時間制だと言われましたが、どうやら1時間半でラストオーダーのようです。
ワインもついさっき開けたばかり。
なんだか、会話も食事もお酒も中途半端のままいきなりクロージングを考えることになりました。
最後のひと品は、やはり超スペシャリテから1日限定5食のフォアグラとトリュフのリゾット。
プレゼンテーションがいかにも女子が喜びそうな演出です。
二人で分けるフォアグラを半分に切ると、肉汁が出て来ました。
私の取り分は私のお皿へ。
濃厚でクリーミーなリゾットと、ソテーされたフォアグラの相性はなかなか。
確かにお値打ちです。
あっという間の2時間。
空席もあるので、無理やり追い出されることはないでしょう。
お会計も済ませましたが、さすがにワインを飲み切るまでは粘ろう、と思いながらも店側の暗黙のプレッシャーを感じ、2杯で打ち止めのHちゃんの分までかなりの量の赤ワインをハイペースで飲むことになりました。
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トゥッティ ア ターボラ (イタリアン / 福島駅、新福島駅、中之島駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.3
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