駐車場にバイクを止めて、玄武洞公園へ。
豊岡市のゆるキャラ、玄武岩の玄さんがお出迎え。
しかし誰もいません。
ちょっと寂しい光景。
ここは、およそ160万年前の太古の火山活動を伺い知ることが出来る、柱状節理が露出しているのです。
青龍洞。
玄武洞。
北朱雀洞。
青く美しい円山川の清流が見えました。
玄武洞ミュージアムも覗いてみました。
世界の珍しい岩石のコレクション。
見学を終えて城崎温泉に向かいます。
玄武洞と城崎温泉は目と鼻の先です。
宿にチェックイン。
「政府登録国際観光旅館」という何とも昭和な肩書のついた宿。
一人で泊まれる二食付きの安い宿をネットで探しました。
宿から城崎温泉の中心に向かって歩きます。
温泉街を流れる川を跨ぐむき出しの鉄橋。
元鉄ちゃんの血が騒ぎます。
ローカルな印象ですが、これは立派な山陰本線。
最初に訪れたのは鴻の湯。
宿から一番遠い湯から攻めて、明日の朝までに全七湯を全クリしようという目論見です。
夫婦円満・不老長寿、しあわせを招く湯と言われています。
舒明天皇の御代(1400年前) こうのとりが足の傷をいやしたことから発見されたといういわれにもとづいて名づけられた、山の湯風をとり入れた素朴な様式の建築。
町の奥深く街路から離れた閑静な湯で、ロープウェイの乗り場の近くにあり、散策をかねた入浴に適しています。
泉源もすぐそば。
宿でもらった外湯めぐりのパスポート。
まるでディズニーランドのようですが、この温泉街全体がテーマパークのようでもあります。
各外湯では、このバーコードをかざして入場するという、なかなか近代的なハイテクシステム。
スタンプラリーのようなゲーム感覚です。
ツーリングの疲れも取れる気持ち良い湯に浸かった後、ブラブラと川沿いを散策。
宿の浴衣に丹前、下駄を履いてのんびりとオジサンのひとり旅。
しかし、想像以上に若い観光客が多かったので驚きました。
若い人にはある意味新鮮な外湯めぐりなのかもしれません。
自分で作る温泉たまごというのがありました。
たまご好きの私は猛烈に興味がありましたが、半熟でも14、5分はそばにいなければならず、しかも最低3個からというので、諦めました。
川に沿って下るように歩きます。
二湯目はまんだら湯。
商売繁盛・五穀豊穣、一生一願の湯。
養老元年(717年)温泉寺開祖道智上人の曼陀羅一千日祈願によって湧き出たのでこの名があります。
その後八百年を経た頃、にわかに沸きあがって熱湯となりましたが、折よく来あわせた京都の僧日真上人が曼陀羅を書いて泉底に沈め、修法の結果数日にして適温に復したといいます。
前庭の碑はこの由来を書いたもので、屋根は仏縁にちなんで御堂を模し、入口は唐破風、山すその緑に包まれて清楚な趣をもっています。
次第に温泉街らしい雰囲気になってきました。
趣のある老舗旅館が並ぶ町並み。
三湯目は御所の湯。
火伏防災・良縁成就、 美人の湯。
南北朝時代の歴史物語「増鏡」に文永四年(1267年)後堀河天皇の御姉安嘉門院が入湯された記事があり、御所の湯の名はこれに由来します。
京都御所を彷彿とさせる現在の建物は平成17年7月に四所神社隣に新築移転しました。
昔懐かしい温泉のゲームセンター。
若い人の目にはどう映るのでしょうか。
一の湯前の飲泉場。
消化器に効能あり、とあります。
晩ご飯の前に飲んでおきましょう。
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