ずっと宿題になっていたお店です。
行きつけの小料理屋、与力町の竹うちでお友達になった方の会社が梅新の近くにあり、ランチスポットとして教えてもらったお店の一つ。
しかも先日、支社のB級グルメ仲間のK局長が食べに行っていたのを彼のブログで知り、そろそろ宿題を片付けないと、と思いました。
御堂筋を渡って西天満に行くのは、会社から距離もあるので夏や冬を避けるとなると時期が限られます。
今日は朝から陽気も良いので、同僚のY部長を誘って、その宿題を片付けに行くことにしました。
美術商や骨董品屋が並ぶ老松通り。
梅新の東でも、国道1号線の北と南では随分と街の雰囲気が異なります。
2ブロックほど東に歩くと、目指す店の看板が見えます。
季節 一品料理 お茶漬 鍋物 瀬戸。
なんとも渋い年季の入った看板です。
本日のサービス定食、と達筆で三品書かれています。
店はこの看板の奥の路地。
暖簾が見えました。
一階は6、7人も座れば満席の小さなカウンター。
奥さんに
「お二人さん、二階が空いてます」
と案内されます。
先に注文を伝え、おしぼりを受け取って、急な階段を二階へと上がります。
二階は六畳の和室の真ん中に大きな座卓。
取り囲むように10人が座るようになっています。
確かに二席空いていましたが、別々、しかも隣とはかなり窮屈です。
室内を見回すと、相当古いことがわかります。
いつの時代のエアコンなのでしょう。
天井の壁紙の剥がれ具合も味わい深いもの。
卓上にはご飯の友が四種類置いてあります。
お持ち帰りも出来るようです。
なんと出てくるまで25分も待ちました。
一階から調理する音が絶え間なく聞こえてきます。
我々が頼んだのは名物のとり弁当。
時間がかかる料理とは思えませんが、日替わりのたら揚出しか、 もう一つの名物のいわしつくね唐揚の調理に時間がかかったのでしょうか。
錦糸卵が山盛です。
胡麻和え。
味噌汁。
お麸がいっぱい入っていて、私好み。
昆布入りのお漬物。
お客さんはいつの間にかすっかり入れ替わっています。
焼いた鶏肉の厚切りがゴロゴロと出てきます。
その下には鶏そぼろ。
この鶏肉の量は半端ありません。
卓上のかつお田麸といわしふりかけを少しかけてみました。
半分少し食べ進みました。
このあたりで既にお腹いっぱいです。
ご飯は決して多くはないのですが、同じ薄味の鶏肉を食べ続けるのはなかなか大変。
もも肉ならまだしも、むね肉ですからパサパサしていて、唾液が吸い取られるようです。
なんとか寄り切りました。
13分かかりました。
土地柄司法関係のお客さんが多いようで、会話からそれとわかります。
他のお客さんが食べていたいわしつくね唐揚や日替わりのたら揚出しもなかなかの量。
1,000円としてはお値打ちだと思いました。
昭和レトロな雰囲気は、新地の割烹松本を思い出しました。
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瀬戸 (割烹・小料理 / 大江橋駅、なにわ橋駅、東梅田駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.1
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