思い立ったのは一昨日ですが、今回は通常の見学コースではなく、無料の講座を受講することにしました。
残り枠はその時点で午前の部の3名のみ。
かなりの人気です。
阪急の西山天王山駅で下車し、シャトルバスで工場へ。
セミナーなので、特別な部屋に通されます。
卓上にはパンフレットと受講者用のIDカード、そしてお茶。
どんなお話が聞けるのか、楽しみです。
全体で1時間半。
前回参加した通常の工場見学は60分。
後半の試飲は時間も足りなくて、かなり急き立てられたことが印象で残っていましたが、今回の時間配分を見る限り、余裕はありそうです。
通常の工場見学はコンパニオンのお姉さんですが、こちらのセミナーはサントリーの社員の方。
ビデオを見ながら、工場見学だけではわからないザ・プレミアム・モルツの素材から製造工程に至るまで細かい説明を見ることができました。
途中で世界でも希少なダイアモンド麦芽の味見。
噛めば噛むほど甘みが出てきます。
再びビデオで醸造技師たちの熱い思いを見た後、クリーミーな泡を体感するために、泡が沢山入ったビアグラスが各テーブルに配られました。
あえて泡を多めに注いだザ・プレミアム・モルツ。
まだまだビールはお預けと思っていただけに、ちょっと嬉しい。
いよいよ工場見学へ。
巨大な貯酒タンクが並んでいます。
最初は仕込~発酵の工程。
建物に入ると、ほのかなビールの香り。
室温は高めです。
静止画であれば撮影可能とのこと。
最近の工場見学は、各社とも基準が緩和されたようです。
沢山の釜が並んでいますが、役割はそれぞれ異なります。
この釜は麦汁が作られているようです。
他の釜では発酵させている様子も見れました。
釜の状況を24時間体制で監視する部屋。
何気なく飲んでいるビールですが、品質管理は大変です。
発酵を終えた若ビールは貯酒工程で熟成されます。
多数の配管は、工場に立つ巨大な貯酒タンクの下部にあたります。
タンクの温度は真夏でも0度に保たれているというから、驚きです。
ろ過工程では、熟成を終えたビールからオリや役目を終えた酵母を取り除きます。
ようやく生ビールの完成です。
今日は土曜日でしたが、繁忙期とあって缶詰ラインが動いていました。
ここがビール工場見学では一番面白いところ。
こちらは瓶詰ライン。
技師たちが何やら点検中。
見学は終了。
工場の裏手に出てきました。
バスに乗って、工場の中を通り抜けながら戻ります。
業務店用の樽や、空き瓶が山積みになっています。
検査、洗浄を経てリサイクルされるそうです。
出荷ゾーン。
ここには金麦がありました。
いよいよ待ちに待った試飲です。
先ほどのセミナールームに戻ります。
カウンターで入れたてのザ・プレミアム・モルツを受け取り、テーブルへ。
卓上にはおつまみ。
ウマ~!
二杯目はザ・プレミアム・モルツ<香るプレミアム>。
ワイングラスに入れて供されます。
混雑しないよう、列ごとに案内されます。
通常見学と違って、ゆったりした雰囲気。
「飲む前にグラスをひと回しして香りを楽しんで下さい」
と言われました。
だからワイングラスなのです。
エールビールらしい爽やかな香り。
「パインゼリーと合わせてください」
と案内されました。
エールビールが好みではなく、甘いものも苦手な私には、残念ながらちょっと合いませんでした。
最後の試飲はザ・プレミアム・モルツ MASTER'S DREAMです。
説明によれば、醸造技師たちが効率や生産性ではなくうまさだけを追い求めたビールだとか。
専用グラスで注がれます。
「深いコク」、「柔らかな苦味」、「ほのかな甘味」、「心地良い香り」が折り重なる多重奏で、濃密な味わいが特徴だそうです。
確かに濃厚で芳醇な味わい。
これは旨い。
でもザ・プレミアム・モルツというよりは、全く違うビールです。
クリーミーな泡、クリアで雑味も無く、しかし深みのある味わい。
三種類飲み比べることにより、その違いは際立ちます。
グラス交換制の試飲では楽しめない発見。
名刺サイズの修了証をもらいました。
日付と名前を記入して、記念に。
今回は終了時間で追い立てられることもなく、飲み比べもでき、これで無料は価値のあるセミナーだったと思いました。
土曜日の朝からビール三杯。
すっかりご機嫌です。
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