朝から何も食べていませんが、四国最初の食事は是非とも旨い讃岐うどんをと思ったのです。
目指したのは、愛媛県境に近い観音寺市箕浦にある上戸(じょうと)。
二年前に三軒讃岐うどん店を巡りましたので、私にとっては4軒目。
国道11号線を挟んで瀬戸内海に面したプレハブ造りのお店です。
西端手打とは、香川県の西の端で讃岐うどんを出す店としての自負。
暖簾がかかっています。
15時まで営業の店ですが、売り切れ閉店は讃岐うどん店の常。
13時半ですが、何とか間に合って、ほっとしました。
メニューはシンプル。
かけかぶっかけか、夏らしい冷かけか。
サイズは大中小。
うどん巡りの観光客用の解説もありました。
石鎚山から、かなりの暑さの中を一時間半走ってきた私は、 ひやかけにしました。
お腹が空いていたので2玉。
たちまち無造作にカウンターに丼が置かれます。
天かすとネギは好みで自由に。
トッピングの天ぷらは最後の一個。
もう閉店は近そうです。
生姜は卓上のおろし金で自分でおろします。
ひやかけ中に温玉と白天トッピング。
温玉を割り、準備は整いました。
目の前に広がる瀬戸内海。
ダシはクリア。
白天。
さっそく啜ります。
色白美人なのに実に力強い麺。
温玉を割ります。
海を見ながらうどんを食べる。
最高の幸せ。
澄んでいるのにむせかえるほど濃厚ないりこ出汁が旨すぎます。
もちろん冷かけの出汁も一気に飲み干しました。
おみやげも売っていました。
店の横はJR予讃線の箕浦駅。
貨物車を改造した県境の駅です。
ちょうど列車がすれ違うところでした。
店に戻ると暖簾が片付けられていました。
閉店です。
やはり、ギリギリでした。
香川西端の讃岐うどんの名店で四国最初の食事。
海を見ながらうどんを啜る素晴らしいスタートとなりました。
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上戸 (うどん / 箕浦駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
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