今日も猛烈な暑さ。
いつの間にか伸びた髪を、行きつけの美容院hoop loopでさっぱりとカットしてもらいました。
昨日のうちに予約しておいた竹うちに、その足でアーリー・チェックイン。
ますます人気となったこの店は、当日フラッと行っても入れなくなりました。
テーブル席は満員。
私はカウンターの端っこ、いつもの定位置に陣取り、まずは生ビール。
既に品切れのメニューもあるから驚きます。
とりあえず高野しいたけを頼みました。
間違いなく美味しい定番料理。
「キュウセン焼酢って何ですか?」
と奥さんに質問します。
「キュウセンはベラの仲間でキスみたいな白身の肴です。燒酢は南蛮漬けの揚げてない感じですね。身が締まっているんですよ。色は熱帯魚みたいに派手な感じなんです」
「じゃあ、それをお願いします」
かなり固くて、身をほぐすのが大変ですが、しっかりと三杯酢が滲みて美味しい。
かなり格闘しましたが、綺麗に食べました。
キープしてある赤霧島が無くなったので、新しいボトルを入れました。
お造りの盛合せを頼みました。
かつおタタキとさばきずしを半々で。
活きの良さがわかる、実に美しい色。
にんにく、生姜と一緒におろしポン酢で。
きずしは浅締。
素材の味が引き立ちます。
みょうがと一緒にわさび醤油で。
前から気になっていた、最近登場した新メニュー、揚なすおでん。
その名の通り、揚げたなすを、当店人気のおでんの汁をかけたもの。
夏の食材、なすと、冬の料理、おでんの時空を超えた出会いです。
おでんの汁、というのが、ふつうの揚げ出しとは一捻り違っていて実に美味。
たぶん、色んな食材の旨みが出ているからでしょう。
長崎のおでん屋で、おでん茶漬けが抜群に旨かったことを思い出しました。
最後にもう一品、穴子の酢のもの。
炙った穴子をきゅうりとわかめの上にのせて三杯酢をかけ、生姜とゴマ、そしてみょうがが添えられています。
涼味満点。
食欲が衰えがちな夏に相応しい酸味のある味が、胃を刺激し、滋味豊か。
今日はご年配の宴会でテーブル席はいっぱいで賑やかな夜でした。
明日から、また一週間。
そろそろこの連続猛暑日も打ち止めになってほしいものです。
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