妻と長男も東京からやって来て落ち合い、お義父さん、お義母さんと5人で昼食を食べることに。
市役所にほど近い閑静な一角にある鰻 木屋。
換気扇からはもうもうと煙が出ています。
実に良い匂いですが、ご近所は大変かもしれません。
予約してありましたので、二階の座敷に通されました。
最近は座敷もテーブルと椅子の所が多く、ここもそうだったので足の悪いお義父さんには助かりました。
お盆の上には、薬味の刻み海苔と葱、そしてお新香がセットされています。
「ご予約の時間には遅れないでください」
と店から念を押されていました。
お店には5分前に到着。
席に着いて、本当に予約時間の12時にひつまぶしが出て来ました。
多少は見越しで焼くのでしょうが、予約なしだと、かなり待つことになるでしょう。
お櫃から鰻がはみ出しています。
せっかくですから、昼ビール。
お櫃の蓋を取ると、見事な鰻が姿を見せます。
これは美味しそうです。
お吸い物。
一膳目はそのままで。
お櫃は胴回りがかなり大きいので、相当なご飯の量です。
二膳目は薬味をかけて。
歯ごたえのある直焼き。
これぞ尾張の生んだ名物料理です。
このあたりから、お茶漬けにしましょう。
お茶漬けといっても、正確にはお出汁。
小さな塗の急須が銘々に。
前回名古屋に来て以来ですから、一年ぶりでしょうか。
濃いめの鰻のタレが出汁に溶け、そこに山葵のツンとした辛さが加わります。
本当に美味しい。
義父は認知症が進行し、要介護認定を受けるまでになりました。
それでも、私たちのことはわかってくれています。
献身的な介護をするお義母さんは、本当に立派だと思いました。
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鰻 木屋 （うなぎ / 東大手駅、市役所駅、清水駅）
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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