用事を済ませて、さてどこで食べようか、と思案。
このところラーメンばかりで野菜不足だし、今日は朝から雨模様で冷えるから、二ビルのどんたくでちゃんぽんがいいな、と考えました。
ちゃんぽんもれっきとしたラーメンであり、まごうことなき炭水化物であることは全く失念というお粗末さ。
同じことを考える人は多いもの。
12時半とはいえ、満席です。
カウンターの隅、鍋の真ん前の席が空きました。
ここは炒めて作るのではなく、スープの入った大鍋に次から次へと麺、キャベツ、具材を放り込んでは、煮て、引き上げるというプロセス。
最初の麺は固めで引き上げ、丼に入れて作っているうちに次第にのびるので、ちょうどよくなるという寸法です。
オープンキッチンのライブ感はあるのですが、この席はご主人の豪快な動作に汁が飛んでくるという難点があります。
今日も眼鏡に汁が飛んできました。
いくつもの工程を経て作られたちゃんぽんがカウンターの上に置かれます。
野菜たっぷり。
胡椒をたっぷり振って、ピリ辛にしてから頂きます。
かなり野菜をかき分けないと、その姿を現さない極太ちゃんぽん麺。
具材はたっぷり。
野菜を補給する、という目的だけに限れば、それは達成です。
スープはもちろん豚骨ベース。
何回も同じスープで注ぎ足しながらちゃんぽんを作っていくので、12時半を過ぎた今は、一段と旨味が増しているはずです。
中盤を過ぎても、まだ出てくる野菜や具材。
それらを浚うのが精一杯。
せっかくの美味しいスープまで手が回らずにギブアップ。
考えてみれば、今夜は飲み会。そのために軽めのメシにしよう、と朝は考えていました。
炭水化物のボリューミーなランチは、全く当初の思惑とは逆方向。
おっちょこちょい、というよりは、ボケがきているのかもしれません。
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