それでも、北陸でずっと食べなくて禁断症状が出ていた料理があります。
それがアジアン。
スパイシーなアジア料理が大好きな私は、このスパイス切れを収めるためにはここしか無いと決めていた店があります。
福島の亜州食堂チョウク。
あまりにも前のめりだったのか、お店のカウンターいたこの店の大常連にして、「ウォーキングあまから」の二つ名を持つ、支社のグルメ御意見番T女史の姿を見落とすという大失態。
カウンターの奥の空席に座ろうとして、ふと見ると、やはり彼女です。
ご挨拶もせずに通りすぎた非礼を詫び、お隣に座らせてもらいます。
「今日のアジアンビールはベトナムのラルーですよ」
という彼女の勧めに従い、私もそれを。
今日のツイッターには気になるメニューがラインナップされていました。
まずは前菜。
パパドにのった豆サラダと、チキンピックル。
彩りも鮮やかです。
パパドを割りながら、豆サラダと一緒に頂きます。
パクチーが爽やか。
チキンピックルはカレー風味のスパイシーなもの。
あの網焼きのどちらかは、私のものでしょう。
おまかせなので、なにが出てくるかも楽しみのひとつ。
T女史が、自分が飲んでいるフルボトルのインドの赤ワインを一杯ごちそうしてくれました。
ありがとうございます。
「乾杯ショット撮って下さいよ」
とTさん。
彼女は私のブログを読んでくださっているので、この構図がお好きなようです。
牛肉とマコモダケのオイスターソース炒め。
東南アジアの華僑の味。
先ほどの網焼きのうち、牛が私のものだったようです。
網焼き牛肉とカイパロー。
タイに到着です。
こうなるとシンハーの出番。
網焼き牛肉はステーキのような立派な厚切り。
ちょっと辛いソースにつけて。
ビールに抜群の相性。
カイパローは鶏と玉子の五香スパイス煮。
身離れのいい鶏肉は、五香のいい香りが滲みています。
東南アジアでは、生は食べないとはいえ、卵はポピュラーな食材。
まるでおでんのような色に煮詰まっています。
断面は抑えておくべきショット。
もちろんその断面にもスパイシーな汁を滲み込ませてから頂きます。
ムルギジョルはベンガル式鶏煮込み。
鶏肉(ムルギ)の煮物(ジョル)という意味。
東南アジアでは料理名は素材と調理法の組み合わせなんですよ、と以前マスターに伺いました。
一緒に添えられていたのは、ほうれん草の炒め。
にんにくが効いています。
シンプルなスパイス使いの東インド料理。
一週間のスパイス切れも一段落の旨さ。
今日は偶然横並びになった、若いご夫妻と、男性のお一人様が、いずれもバイクと自転車が趣味ということから、俄然その話題で盛り上がります。
愛車の写真をお互いに見せ合ったりする男どもに、カウンターの中のMちゃんも、T女史も、若い奥さんも、付いて来れません。
もっとも付いてくる気もないでしょう。
むしろ呆れていたのかも。
でも、私はとても楽しい会話で、美味しい料理と共に素敵な晩ご飯となりました。
これで、明日からちゃんと社会復帰できそうです。
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