転勤直後に、ホワイトラベルのマスターの紹介で通い始めた居酒屋美尋です。
もうかれこれ4年。
ほとんどは一人酒でしたが、この店の美味しい料理に舌鼓を打ちながら、マスターご夫妻やご常連さんたちと楽しい会話が出来たおかげで、私の単身赴任生活は実に充実したものになりました。
生ビールを頼むと同時に、2月1日付での東京帰任をご報告。
「えっ!?でも4年ですもんねぇ。そろそろかなぁとは思てたんですよ」
とマスターご夫妻。
私がこの店を好きな理由の一つがカウンターの上の大皿料理。
薄味で、野菜も豊富。
季節ごとに変化もあって、偏りがちな単身赴任の食生活を矯正してくれる店でした。
今日は、そんな大皿からおくら、スパサラ、ピリ辛コンニャクを頼みました。
我ながらいいチョイス。
アルコールは、キープしてある赤霧島のロックに切り替え。
お魚を頼みました。
今日は煮魚。
「目板がおススメやね!」
というマスターの言葉に従い、目板カレイ煮付け。
絶妙の甘辛味。
活きの良いプリプリした白身が口の中で弾けるようです。
食べ終わった所で、ご飯と生卵を頼みました。
ここのご飯は、また美味しいのです。
もちろん卵も。
香の物も付けてくれました。
ご飯にたまごをのせて。
もちろん卵かけご飯なのですが、醤油ではなく魚の煮汁というのがポイント。
この程度の粗めの溶き加減。
すべての食材が贅沢な上に、マスターの素晴らしい味付けの煮汁。
目板の風味も混ざり合って最高のTKG。
いつも親しくしていただいている、Oちゃん・Mちゃん夫妻や、Yちゃん夫妻ともお会いできたので、転勤のご報告が直接できて、ホッとしました。
もちろん、この店にもご報告に来なければなりません。
バーホワイトラベル。
私が好きな茹で卵を出してくれたマスター。
2月に転勤が決まったことを伝えました。
ボトルに書かれた14/50という数字は、去年までの3年間の累計が50本、今年が14本という意味。
4年で64本入れたことになります。
随分飲みました。
もちろんタマゴサンドも。
この見慣れた光景も、後何回でしょう。
飲み友達のAちゃんも来ていて、一口分けてもらいました。
この店に来れば、誰かに会える、そんな大切な止まり木に後二ヶ月しか来れないと思うと、センチな気分です。
日曜日だというのに1時過ぎ。
明日からも、精力的に挨拶回りをしなければなりません。
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