このあたりにはメガ盛りスパゲティで有名なハングリータイガーを始めとする大盛店が軒を並べるエリア。
そんな一角に、ガッツリ系サラリーマンの行列ができる店、中華料理元華があります。
おそらく１０年は来ていないでしょう。
今日は１３時近かったので、スムーズに入店です。
食事中の同僚３人にバッタリ会いました。
赤いデコラのカウンタートップが味わい深い店内。
メニューはとても選びきれないほど豊富。
チャーハンや丼などのご飯ものや、麺類、焼きそばなど、いったい何種類あるのでしょうか。
仕込みのことを考えると、厨房はどうなっているのか心配になるほどです。
しかも、都心にありながらリーズナブルなお値段。
ボリュームが多いので、コスパがいいのです。
どれも魅力的ですが、迷った時には好物でチョイス。
天津丼にしました。
もちろん大阪の塩ダレが出てくるわけがないことは承知の上。
それでもいいのです。
昭和の下町中華らしい味のスープが付いてきます。
お新香はタクアンとキュウリ。
ほどよくきつね色に焦げ目が付いた玉子焼き。
しっかりと分厚いので、卵は３個使っていそうです。
関東風の甘酢餡ですが、よくあるケチャップ味のようなものではなく、甘味も酸味も控え目だったので、大阪の塩ダレが好きな私も大丈夫でした。
玉子焼きが大きいのは嬉しいのですが、その分ご飯も大盛。
さすがの私もご飯は残して、玉子焼きだけは食べきりましたが、お腹一杯です。
お客さんが引けました。
奥から店主が出てきて、空いたテーブルで餃子の仕込みを始めました。
厨房には、お母さんらしい年配の小柄な女性の姿が見えます。
再開発が進む虎ノ門のオフィス街の一角に、なんとも家庭的なお店。
こういう店はいつまでも残っていて欲しいものです。
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元華 （中華料理 / 虎ノ門駅、内幸町駅、霞ケ関駅）
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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