今日は大井町駅で飲み友達のOさんと待ち合わせ。
このあたりでセンベロハシゴを三軒キメようという企画です。
鉄ちゃんの撮影スポットでも知られる線路沿いを品川に向かって歩きます。
一軒目は、いわし料理が名物のだるまや。
3年ほど前に「孤独のグルメ」で五郎さんが訪れて以来、お客さんが殺到して常連さんの入店もままならなくなったと聞きます。
その影響も落ちついたようなので、暖簾をくぐることにします。
カウンターに2席空いていました。
狭い隙間に身体を滑り込ませて、まずはビールから。
もちろん瓶です。
常連さんたちが、一人酒。
こういう雰囲気こそ、この昭和酒場には似つかわしい。
ここに来たら、当然いわし料理。
まずは刺身。
美しい色艶。
足が早い青魚だけに、鮮度が良い証左。
もう一品は蒲焼。
甘辛いタレの味が、絶対お酒に合うはずです。
今宵のセンベロはいわし尽くしからのスタート。
刺身は生姜醤油で。
昭和の大衆酒場ですから、銘酒を取り揃えた今時の店とは異なります。
そういう店とは一線を画す、普段使いの一杯飲み屋。
私は芋焼酎の水割りにしました。
二人前からしか頼めない丸煮。
立派なサイズです。
甘辛いつゆを仕立てて煮染めるので、時間もかかります。
注文してから30分以上。
煮汁がしっかりと染みています。
もちろん腹回りが一番旨い。
身も皮も肝も残さず、しかも箸だけで綺麗に食べれらるのが私の自慢。
程よくエンジンも温まりました。
引き戸を開けて、店内を伺う二人連れ。
「いっぱいなんです~。すいませ~ん」
と謝る店主ご夫妻に
「今出ますから、どうぞ」
と声をかけ、お会計。
酒場で長っ尻は無粋なのです。
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