12時から始まった飲み会は、ビストロリブ ゴーシュ、昼酒居酒屋宴屋じんべえと流れて、ミシュランの星を獲得した手打ち蕎麦の名店で締める展開です。
枚方市駅から少し枚方公園駅へ向かう線路沿いにあるそば切り天笑。
地元のMSさん推奨のお店です。
8歳未満は入店できません。
静かな雰囲気で蕎麦を味わっていただきたい、ということでしょう。
17時30分の開店間もない時間でしたので、ほぼ一番乗り。
そば茶がすっと出されました。
もちろん蕎麦といえば、日本酒。
ぐいのみを頼むことにします。
酒肴付き。
お蕎麦は細切りそばを頼みます。
いわゆるもりそば。
普通盛だと少ないというMSさんの勧めで、皆大盛りを頼みました。
滋賀県近江市畑酒造の手になる純米うすにごり生酒大治郎。
搾ったばかりの新酒を、オリをからませた状態で瓶詰めしています。
このオリが酒の渋みを和らげ、うまくバランスをとる役目をしています。
舌に感じる新酒らしくフレッシュな味。
漬物が供されます。
酒飲みのツボを心得た気遣い。
箸は一本一本手作りで、持ち帰りが可能です。
酒肴はいわしの炙り。
これは日本酒が進みます。
そばつゆと薬味が出てきました。
続いて大盛りの細切りそば。
普通盛は少ないと聞いていましたが、逆に大盛りは想像以上のボリューム。
そばの粒が見て取れます。
瑞々しい色艶に期待が高まります。
さっそく手繰りましょう。
キリッとしたそばつゆに、風味豊かなそばが絡み、実に美味。
のど越しも爽やかで、酔いの回った胃を優しく労わってくれます。
卓上の塩。
そばそのものの味を知るには、塩がいいというWさんの勧めに従い、塩でも食してみます。
確かに、シンプルに素材の味が伝わってきます。
良質なそばでないと、こうはなりません。
散々飲んで食べてから来たので、さすがの私も大盛りはかなりヘビー。
お腹が空いている時に来るべきだったな、と反省。
もっと美味しく頂けたはずです。
締めは蕎麦湯。
納得、満足。
表に出るともう今日は売り切れ仕舞い。
夕方の開店から一時間でした。
はるばる東京から来阪して参加した「第16回京阪会」は、かつてない充実ぶり。
懐かしい仲間たちとの再会を約し、7時間近くに及んだ昼酒はお開きとなりました。
夜総合点★★★☆☆ 3.5